飲料業界の巨人、サントリースピリッツが新たな時代の幕開けを告げました。2019年12月10日、同社は2020年1月1日付で実施される重要な役員人事を発表し、新たな舵取り役として神田秀樹氏が社長に就任することが明らかになりました。
これまで組織を牽引してきた仙波匠氏は取締役に退き、神田新体制を支える布陣となります。この交代劇に対し、SNS上では「サントリーの顔が変わる」「次なるヒット商品への期待が高まる」といった、今後の戦略変化を注視する声が数多く寄せられています。
RTD事業の強化と製造拠点の新布陣
今回の人事で特筆すべきは、執行役員として鈴木あき子氏が「RTD・LS事業部長」に抜擢された点でしょう。RTDとは「Ready To Drink」の略称で、蓋を開けてすぐに飲める缶チューハイやハイボール缶を指す、今まさに急成長を遂げている市場のことです。
消費者の嗜好が多様化する中で、この分野に注力する姿勢は、同社のさらなる躍進を予感させます。また、生産体制においても大阪工場や梓の森工場でトップの入れ替えが行われ、2020年1月1日から、より強固なサプライチェーンが構築される見込みです。
編集者としての私見ですが、神田新社長には既存のブランド価値を守りつつ、若年層を取り込むデジタル戦略の加速を期待したいところです。経営戦略を統括する中村道夫氏らの手腕も含め、世界を舞台にしたサントリーの快進撃から目が離せそうにありません。
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