2020年も残すところあとわずかとなりましたが、この11月は世界、そして日本にとって歴史的な転換点となる出来事が目白押しです。何といっても世界中の視線が注がれるのは、2020年11月3日に投開票が行われるアメリカ大統領選挙でしょう。再選を目指すドナルド・トランプ氏と、政権奪還を狙うジョー・バイデン氏による激しい論戦は、SNS上でもフェイクニュースへの警戒が強まるほど異様な熱気に包まれています。今後の国際秩序を左右するこの一戦は、私たちの経済や安全保障にも直結する極めて重要なイベントといえます。
一方、環境問題に目を向けると、イギリスのグラスゴーでは2020年11月9日から第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議、通称「COP26」が開催される予定です。これは、地球温暖化を防ぐための国際的なルール「パリ協定」の具体的な運用について、世界各国の代表が話し合う非常に重みのある会議です。産業革命前からの気温上昇を抑えるという人類共通の目標に対し、各国がどこまで踏み込んだ削減目標を提示できるかが焦点となります。未来の地球環境を守るためのカウントダウンは、すでに始まっているのです。
巨大経済圏の動きと国内政治のゆくえ
経済の分野で圧倒的な存在感を放つのが、2020年11月11日に中国で実施される「独身の日」のネット通販セールです。もともとは独身者が自分へのご褒美を買う日として始まりましたが、今や1日で数兆円が動く世界最大級のショッピングイベントへと成長しました。SNSでは「何を買うべきか」というリストが飛び交い、日本製品の人気の高さも話題となっています。また、同月にはベトナムでのASEAN首脳会議や、サウジアラビアのリヤドで開催されるG20首脳会議など、国際社会の枠組みを形作る対話が立て続けに行われます。
日本の国内情勢も、地方自治のあり方を問う大きな局面を迎えています。2020年11月上旬には、大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われる見通しです。これは大都市制度を根底から変える可能性を秘めており、賛否を巡る議論はSNSでも激しく戦わされています。さらに、富山県や岡山県、青森市、宇都宮市などではリーダーの任期満了に伴う選挙や交代が予定されており、地域社会の舵取りが新しく決まるタイミングが重なっている点も見逃せません。
季節が秋から冬へと移り変わる中、2020年11月30日には秋篠宮さまが55歳の誕生日を迎えられます。皇室にとっても大きな節目となるこの時期、私たちは改めて平和の尊さと時代の流れを感じることになるでしょう。スポーツ界ではラグビーの2023年フランスW杯に向けた抽選会も控えており、次の感動への期待が高まります。政治、経済、そして環境。これほどまでに多様なトピックが同時並行で進む11月は、まさに現代社会の縮図そのものと言えるのではないでしょうか。
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