2020年という節目の年の中でも、7月は私たちのライフスタイルや社会の在り方が劇的に変化する、まさに「歴史の転換点」となるでしょう。まず生活に直結する大きな変化として、2020年7月1日から全国でプラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられます。これは海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた第一歩であり、これまで当たり前だった「無料配布」が終了することで、一人ひとりの環境意識が問われることになります。エコバッグを持ち歩く習慣が、いよいよ日本人のスタンダードになる瞬間です。
SNS上では、このレジ袋有料化に対して「ついに始まるのか」「小銭を用意するのが面倒」といった戸惑いの声がある一方で、「環境のためには当然の帰結」と前向きに捉える投稿も目立ちます。編集者の視点から見ても、利便性を追求してきた日本社会が「持続可能性」へと大きく舵を切る、象徴的な出来事だと確信しています。また、同日には相続税や贈与税の算定基準となる「路線価」も公表される予定で、不動産市場の動向にも大きな注目が集まっています。国際社会に目を向ければ、ドイツがEU議長国に就任し、欧州の結束を占う重要な舵取りが始まります。
スポーツ界もかつてない熱気に包まれます。2020年7月4日には、ラグビー日本代表が強豪イングランド代表と相まみえ、11日にも再戦が控えています。ワールドカップでの興奮が冷めやらぬ中、再び桜の戦士たちが世界を驚かせてくれるに違いありません。さらに、ゴルフ界のメジャー大会である全英オープンが2020年7月16日からロイヤルセントジョージズで開催され、リンクスコース特有の風と戦うトッププレーヤーたちの技に、世界中のファンが手に汗握ることでしょう。こうした国際大会が、夏の始まりを華やかに彩っていきます。
運命の東京都知事選と五輪の聖火が紡ぐ興奮
政治の世界では、首都の顔を決める東京都知事選挙が2020年7月5日に投開票を迎えます。メガシティ東京の舵取りを誰に託すのか、その結果は国政にも大きな影響を及ぼすはずです。そして、選挙の熱狂を引き継ぐように、2020年7月10日にはオリンピック聖火リレーがついに東京都内へと入り、街全体が祝祭ムード一色に染まっていきます。アメリカでは2020年7月13日から民主党全国大会が開催され、次期大統領選に向けた指名争いが佳境を迎えるなど、国内外で未来を左右する決断が続く重要な時期となります。
悲しみを乗り越え、前を向くための節目も訪れます。2020年7月18日は、世界中に衝撃を与えた京都アニメーション放火殺人事件からちょうど1年となります。失われた尊い命を悼むとともに、同社が歩み始めた再生への道を、私たちは温かく見守り続けるべきでしょう。同日からはサウジアラビアでG20財務相・中央銀行総裁会議が開催され、世界経済の安定に向けた議論が交わされます。経済面では、2020年7月27日に東京商品取引所の先物機能が大阪取引所へ移管されるなど、国内市場の構造改革も着実に進展します。
そして、世界が待ち望んだ瞬間がやってきます。2020年7月22日、ソフトボールと女子サッカーを皮切りに東京五輪の競技がスタートし、2020年7月24日には、新装された国立競技場にて開会式が挙行されます。自国開催という一生に一度あるかないかの祭典に、日本中の期待は最高潮に達しています。さらに今夏、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)には任天堂の「マリオ」をテーマにした新エリアも誕生予定です。この7月は、スポーツとエンターテインメントが融合し、日本が世界で最も輝く月になることは間違いありません。
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