新しい年、2020年01月03日を迎え、ファッション界にはこれまでの常識を覆すような大きな変化の波が押し寄せています。今、大手セレクトショップがこぞって注力しているのは、性別や年齢、さらにはオンとオフの境界線さえも飛び越えてしまう「ボーダーレス」なスタイルです。
SNS上でも「パートナーと服をシェアできるのが嬉しい」「自分らしいサイズが見つかりそう」といった期待の声が続々と上がっています。多様性を尊重する現代の価値観に寄り添い、誰もが「なりたい自分」を自由に表現できる時代がいよいよ幕を開けるでしょう。
性別も世代も超える!「シェアするファッション」の広がり
ユナイテッドアローズが2019年に始動させた注目のブランド「ロエフ」は、2020年春夏シーズンより待望のメンズラインを本格始動させます。興味深いのは、あえて男性用・女性用という明確な区別をデザインに設けていない点ではないでしょうか。
1980年代に一世を風靡した、洗練されたお嬢様・お坊ちゃま風の「ニュートラ(ニュー・トラディショナル)」の要素を現代的に解釈し、ワークウェアの機能美を融合させています。これなら、カップルや夫婦でクローゼットを共有する楽しみも広がりますね。
一方、シップスが新たに展開する「シップス エニィ」では、驚きの10段階サイズ展開を誇る「スタンダード」ラインが登場します。これは、大人から子供までが同じデザインを自分に最適なサイズで選べる画期的な試みであり、まさに世代の壁を打ち破る挑戦です。
オンオフの境界をなくす、高機能で自由なライフスタイル
仕事着と普段着の境目が曖昧になる「オフィスカジュアル」化の流れを受け、ビームス ライツもそのコンセプトを大幅に拡大します。これまでの「旅」というテーマから、日常のあらゆる場面を豊かにするブランドへと生まれ変わる2020年春夏に注目です。
こうした動きは、単なる流行ではなく、LGBTなどへの理解が深まる社会背景や、合理的で心地よい暮らしを求める消費者の本音を映し出していると感じます。枠にはまることを窮屈に感じる私たちにとって、ファッションはより自由な翼へと進化しているのです。
アダム・エ・ロペが展開する「イルク」のように、一着で主役級の存在感を放つ中性的な「つなぎ」など、個性を際立たせるアイテムも豊作です。誰が決めたわけでもない「らしさ」の呪縛から解き放たれ、2020年は純粋に装う喜びを謳歌できる一年になるはずです。
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