東京五輪から大阪万博へ!近畿日本ツーリストを擁するKNT-CTが仕掛ける「目的から創る旅」の全貌

2020年01月08日、旅行業界に新たな風を吹き込む注目のインタビューが公開されました。近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを傘下に持つKNT-CTホールディングスの米田昭正社長が、激動の2020年における戦略を熱く語っています。いよいよ開催される東京オリンピック・パラリンピックを控え、同社は公式旅行会社としての強みを最大限に活かした規格外のツアーを次々と打ち出しているのです。

オリンピック全競技の観戦や、全会場を網羅するツアーなど、ファンにはたまらない魅力的なラインナップが並びます。さらに豪華客船「飛鳥II」をチャーターし、大阪から東京へ観戦に向かうという贅沢なクルーズ商品も販売され、大きな注目を集めている状況です。SNS上でも「一生に一度の体験になりそう」「チャーター船での五輪観戦なんて夢がある」といった期待に満ちた声が続々と寄せられています。

しかし、現代の旅行業界はスマートフォンの普及などによるネット化の荒波にさらされているのが現状です。米田社長によると、現在の同社の販売比率はインターネットが3割で店舗が7割ほどを占めています。ネット専業の旅行会社が価格競争を仕掛ける中、ホテルや航空券などの「素材」をただ並べて売るだけでは、これからの時代を生き抜くことは難しいと同氏は冷静に分析しているのです。

そこで同社が打ち出した秘策が、独自のITシステム開発と、2020年から本格始動する近畿日本ツーリストとクラブツーリズムの「顧客データ統合」になります。これは、これまで別々に蓄積されていた膨大な会員情報や旅の履歴を一本化する取り組みです。データをもとにして、一人ひとりの好みに完全にマッチした旅行の提案を行う、先進的なプロモーションが始まろうとしています。

ネット社会だからこそ、大手旅行会社にしかできない強みを活かすべきだと私は確信しています。価格の安さだけを追い求めるネット通販に対し、人の温かみや企画力で勝負する姿勢は、これからの旅行産業において非常に重要な意味を持つでしょう。単なる移動手段の提供ではなく、人々の心に残る感動をデザインすることこそが、今求められている本質的な価値だと言えます。

スポンサーリンク

旅の目的を自ら創り出す!総合旅行会社だからできる贅沢な仕掛け

米田社長が最も強調するのが、旅の「目的」そのものを旅行会社が自ら創り出すという革新的なアプローチです。例えば、世界遺産である白川郷を贅沢に貸し切ったライトアップイベントや、特定のツアー参加者しか体験できない限定のお祭りなどが挙げられます。こうした「そこに行かなければ絶対に体験できない物語」を創ることが、同社の大きな強みなのです。

さらに、飛行機や豪華列車、クルーズ船を丸ごと「チャーター(貸切)」して専用の商品を組成するダイナミックな手法も展開されています。これほど大量の座席を仕入れて売り切る力は、まさに総合旅行会社だからこそ成し遂げられる技でしょう。他社には真似できない圧倒的なスケール感と特別感が、本物志向の旅行者の心を捉えて離さない有力な武器になっています。

一方で、今後の課題とされているのが「インバウンド(訪日外国人観光客)」の取り込みです。これまではやや出遅れていたものの、中国の巨大ネット旅行会社である「携程旅行網(シートリップ)」などの海外エージェントと手を組み、自社商品の世界展開をスタートさせました。日本の豊かな文化やストーリー性を盛り込んだ旅は、外国人観光客にも深く刺さるはずです。

すでに北海道や箱根といった定番の観光地を中心に好調な売れ行きを見せており、今後はさらに多様なラインナップが追加される予定となっています。日本の魅力を海外へ発信するプラットフォームとしても、同社の役割は今後さらに大きくなっていくでしょう。文化の壁を越えて感動を共有できるツアーの誕生が、今から非常に楽しみで仕方がありません。

東京オリンピックが閉幕した「ポスト五輪」の未来についても、同社はすでに5年先を見据えて動き出しています。関西エリアでは、2025年に「大阪・関西万博」の開催が控えており、カジノを含む「IR(統合型リゾート)」の誘致議論も本格化しているところです。国家規模の大イベントが続く絶好のチャンスに向け、同社は今から着実に布石を打っています。

時代がどれほどデジタル化しようとも、人々が未知の景色に出会い、感動したいと願う気持ちが変わることはありません。東京五輪という記念すべき2020年を起点に、KNT-CTホールディングスがどのような新しい旅の形を提示してくれるのか、目が離せません。日本の観光業の未来を明るく照らす同社の挑戦を、これからも一人のファンとして応援し続けたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました