組織の「空気」をぶち破る!あえて批判をぶつける「悪魔の代弁人」がチームを最強にする理由

2019年のラグビーワールドカップ日本代表が体現した「ワンチーム」という言葉は、私たちの胸を熱くしましたね。目標に向かって組織が結束することの重要性を、改めて実感した方も多いのではないでしょうか。しかし、戦略を決定する段階においてまで周囲に合わせる「和の精神」を最優先してしまうと、思わぬ落とし穴にはまる危険性があります。建設的な議論を戦わせるために今、注目されているのが「デビルズ・アドボケイト(悪魔の代弁人)」という手法です。

このユニークな言葉は、カトリック教会が聖人を認定する審議の際、あえて候補者の欠点を厳しく批判する役割を置いた歴史に由来します。あえて意地悪な視点から反論を展開することで、議論の盲点や前提の誤りを浮き彫りにし、意思決定のクオリティを劇的に高めることができるのです。SNSでも「これを取り入れたら会議の忖度が減りそう」「同調圧力に負けない組織作りに最適だ」といったポジティブな反響が広がっており、新しい会議の形として高い関心を集めています。

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日本の組織にこそ必要な理由と成功の秘訣

同調圧力を意味する「空気を読む」文化が根強い日本の組織では、自分の担当外の案件に口を出さないといった消極的な自己抑制が起こりがちです。ここでいうコンセンサス、つまり関係者全員の意見の一致を重視するあまり、誰もが本音を言えないまま決定が下されるのは避けたいところでしょう。そこで特定のメンバーを「悪魔の代弁人」に任命すれば、役割として堂々と批判ができるため、心理的なハードルが下がり、率直な意見交換が活性化するのです。

実際に経営者向けの演習でも、この手法を用いることで日本人グループの気づきが格段に増え、外国人社長からも「部下の本音が引き出せる」と絶賛されています。ただ、特定の人がご意見番として批判役を固定されてしまうと、周囲から煙たがられるリスクが生じるでしょう。そのため、役割を定期的に交代させるローテーション制度を導入するのが成功の秘訣です。リーダーの皆様、2020年01月14日現在、組織の風通しを良くするためにこの手法を試してみてはいかがでしょうか。

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