毎日のデスクワークや読書の中で、分厚い書籍や資料をデータ化したいと感じる瞬間は多いものです。しかし、ページの見開き部分が盛り上がってしまい、手で強く押さえながら苦労してスキャンした経験はありませんか。そんな面倒な作業を過去のものにする画期的なガジェットが誕生し、現在大きな注目を集めています。中国の深センに拠点を置く企業、CZUR Tech(シーザー)が発表した最新の携帯型ドキュメントスキャナー「Shine Ultra(シャイン・ウルトラ)」がその主役です。
2020年01月15日に発表されたこの新製品は、これまでのスキャナーの概念を覆す優れた携帯性を誇っています。なんと折り畳むことが可能で、重さはわずか1キログラムしかありません。広げた時のサイズも116.9×157.9×409.4ミリメートルと非常にコンパクトです。そのため、オフィス内での移動はもちろん、図書館やカフェなどへも気軽に持ち運べます。いつでもどこでも自分だけのデジタル書斎を構築できるのが、最大の魅力と言えるでしょう。
さらに特筆すべきは、人工知能(AI)を活用した独自の特許技術です。これは「歪み補正技術」と呼ばれるもので、分厚い本を開いたときにどうしても発生してしまう中央の凹凸や湾曲を、AIが瞬時に計算して自動で平面化するシステムを指します。従来のようにページを手で必死に押さえる必要がなく、ただページをめくっていくだけで美しくフラットなデジタルデータが次々と完成します。この圧倒的な手軽さは、ペーパーレス化を加速させる強力な武器になります。
現在、このアイテムはクラウドファンディングサイトの「Indiegogo(インディーゴーゴー)」にて、129ドルという驚きの価格で先行予約を受け付けています。さらに2020年02月には、送料無料で世界各国へ向けて出荷が開始される予定とのことです。SNS上でもこの発表は瞬く間に話題となり、「これなら自炊(書籍の電子化)が劇的に楽になる」「デザインがスタイリッシュで持ち運びたい」といった、期待に満ちた声が数多く寄せられています。
編集部としても、このデバイスがもたらす未来には非常にワクワクしています。紙の資料をデータ化する「自炊」は、これまで機材の重さや手間の多さからハードルが高い趣味とされてきました。しかし、Shine UltraはAIの力でその壁を完全に取り払っています。情報をスマートに管理することが求められる現代において、効率性と手軽さを両立したこのスキャナーは、個人の生産性を底上げする必須ガジェットになるに違いありません。
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