宮城県の仙台市は2020年1月14日、郡和子市長らがタイの首都バンコクを訪問することを発表しました。今回の訪問は、両都市の交流をいっそう深めることを目的としており、期間は2020年1月22日から2020年1月26日までの5日間を予定しています。現地では華やかな観光PRレセプションが開催される予定で、東北の魅力をタイの人々へダイレクトに伝える絶好の機会になるでしょう。
この一大プロジェクトには、宮城県や仙台国際空港、仙台商工会議所に加え、地元の有力金融機関である七十七銀行や東北観光推進機構などから、総勢40名ほどの大規模な訪問団が同行します。官民が一体となってこれほど強固なタッグを組む姿からは、東北全体の本気度が伝わってきますね。SNSでも「バンコクからの観光客が増えて街が賑わうと嬉しい」「東北の魅力をたくさんアピールしてきてほしい」といった期待の声が寄せられています。
背景には、2019年10月30日に仙台とバンコクを結ぶ待望の定期便が就航したことがあります。定期便とは、季節限定のチャーター便とは異なり、あらかじめ定められたダイヤに基づいて時刻表通りに継続して運航される航空便のことです。これにより、タイからのアクセスが劇的に向上しました。この追い風を活かして現地で効果的なプロモーションを展開し、さらなるインバウンド、つまり訪日外国人旅行者の誘致に繋げていく方針です。
さらに今回の訪問では、観光だけでなく、仙台市が近年特に注力している医療や福祉分野の先進的な取り組みも紹介されます。これは単なる物見遊山の観光アピールに留まらず、都市としての総合的な技術や知見を輸出する素晴らしい試みだと私は考えます。高齢化や医療の高度化はアジア共通の課題であり、日本の地方都市が持つノウハウを共有することは、互いの国に持続可能な発展をもたらす有意義なアプローチとなるはずです。
訪問団は滞在中、タイの観光庁やタイ国際航空を訪れるほか、現地でのビジネスを強力にバックアップする拠点も視察します。具体的には、仙台市が事業を委託している東北企業の相談窓口「東洋ビジネスサービス」や、「豊田通商タイランド」に足を運ぶ予定です。こうした現地のハブ(中心拠点)との連携を強化することで、観光客の増加だけでなく、将来的な経済交流や企業進出の基盤がより強固なものになるに違いありません。
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