全国スキー場の雪不足と暖冬がもたらす観光危機!SNSで広がる嘆きと驚きの声

全国のウィンタースポーツファンや観光業関係者が、今まさに異例の事態に直面しています。記録的な暖冬による深刻な雪不足が日本各地を襲っており、ゲレンデには白い雪の代わりに茶色い地肌が露出する異常事態が続いているのです。

鳥取県の有名スポット「だいせんホワイトリゾート」では、2019年12月22日のスキー場開きをなんと積雪ゼロという悲しい状況で迎えました。年明けに一部で営業を試みたものの、すぐに雪が解けてしまい、2020年1月6日からは再び滑走できない状態に陥っています。

この深刻な事態に、SNS上では「楽しみにしていたウインタースポーツができない」「自然相手とはいえ、ここまで降らないなんて地球温暖化の影響を実感する」といった、スキーヤーやスノーボーダーからの悲痛な叫びが相次いで投稿されています。

さらに深刻なのは、地域の経済や観光産業への甚大なダメージでしょう。だいせんホワイトリゾートにおける年末年始の利用客数は、前年の約1万4000人からわずか2000人程度へと、およそ8割以上も激減する結果となってしまいました。

地元の宿泊施設で作る大山旅館組合の山根均組合長によると、年末年始の宿泊予約には7割から8割ほどの大規模なキャンセルが発生したそうです。せっかくの稼ぎ時を奪われた形となり、地域全体が大きなため息に包まれています。

私は、こうした状況こそが単なる「一時的な天候不順」ではなく、私たちの生活や地域経済がどれほど自然環境に依存しているかを突き付ける警告であると考えています。今後は冬だけに頼らない観光のあり方を、真剣に模索すべきではないでしょうか。

実際に、他の地域でも危機感を強めた動きが見られます。兵庫県養父市では市内4施設のうち3つのスキー場が営業できず、事態を重く見た兵庫県は、2020年1月14日に県内の自治体を集めて通年型観光の方策を話し合う議論を始める見通しです。

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国際大会や冬の伝統祭りにも押し寄せる異例の影響

影響は一般のレジャーだけにとどまりません。山形市で2020年1月17日から19日にかけて開催が予定されている、ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)蔵王大会でも、開催の行方に暗い影を落としています。

会場となる「クラレ蔵王シャンツェ」では、例年であれば1メートル以上あるはずの積雪が、現時点では20センチメートル程度しかありません。佐藤孝弘市長が一度は中止の可能性に言及するほど、事態は逼迫していたのです。

それでも、市と実行委員会は近隣から必死に雪を運び込んで予定通りの開催を目指しています。世界中からアスリートが集う国際大会の威信をかけ、関係者による涙ぐましい努力が舞台裏で繰り広げられている最中と言えます。

また、北海道の冬を象徴する大イベント「さっぽろ雪まつり」も、同様の雪不足対策に追われています。札幌管区気象台の発表では、2019年12月の北海道における降雪量は平年のわずか48%という驚くべき数字を記録しました。

これは1961年の統計開始以来、12月としては過去最も少ない記録であり、事務局は例年よりも早い時期から雪像作りのための雪を遠方から輸送し始めています。SNSでは「がんばれ雪まつり」と応援する声が広がっているところです。

ただ雪が降るのを待つだけでなく、人工造雪(じんこうぞうせつ)の技術を駆使するスキー場もあります。これは、気温が下がったタイミングで専用の機械を使い、人工的に雪を作り出す技術のことで、ハチ高原などで導入されています。

しかし、この人工造雪も気温が十分に下がらなければ効率よく機能しないという弱点があり、やはり根本的な解決には至りません。気候変動への対策と並行して、冬の観光地が生き残るための知恵が今こそ試されていると言えるでしょう。

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