冬のレジャーシーズンが到来しましたが、西日本を代表するスノーリゾート「だいせんホワイトリゾート」からは、少し意外なニュースが届きました。鳥取県大山町に位置するこのスキー場で、2019年12月22日に今シーズンの幕開けを告げる式典が開催されたのです。しかし、ゲレンデを見渡しても銀世界の輝きはなく、そこには穏やかな冬の風景が広がっていました。
本来であれば白銀に包まれているはずのゲレンデですが、当日はあいにくの「積雪0センチ」という厳しいコンディションです。昨年に引き続き、雪が全くない状態でのセレモニーとなりましたが、リフトなどの運行設備はすでに準備万端で、あとは雪を待つばかりとなっています。関係者の皆様は、設備の最終チェックを終えて、空の機嫌を伺っているような状況でしょう。
当日の神事では、褐色の草地が露出したゲレンデを前に祭壇が設けられ、シーズン中の安全と待ち遠しい降雪が祈願されました。会場に集まった地元の方々は、スキーウェアではなくジーンズやスニーカーといった軽装で参列しており、季節外れの暖かさが伺えます。こうした光景には、SNS上でも「早く滑りたい」「雪よ降れ」といった、スキーヤーたちの切実な願いが数多く寄せられていますね。
暖冬の影響とウィンタースポーツの未来
最近よく耳にする「暖冬」とは、平年に比べて冬の平均気温が高くなる現象を指します。今回の記録的な雪不足も、まさにこの気象傾向が色濃く反映された結果と言えるでしょう。ウィンタースポーツを楽しむファンにとっては、滑走できないもどかしさを感じる日々が続いていますが、大自然を相手にするスポーツだからこそ、こうした気候変動との向き合い方も重要な課題になっています。
個人的な見解を述べさせていただきますと、こうした雪不足のニュースを目にするたびに、四季の移ろいの尊さを改めて実感します。もちろん、人工降雪機などの技術も進化していますが、やはり天然のパウダースノーで滑る爽快感は格別なものです。現在は厳しい状況ですが、これを機に環境問題への関心が高まることも、冬のレジャーを守るためには必要なステップなのかもしれません。
今後の予報によれば、年末年始にかけて強力な「寒波」が到来する兆しがあるようです。寒波とは、北極付近の冷たい空気が南下してくる現象のことで、これによって一気に本格的な冬の景色へと塗り替えられる可能性が期待されています。2019年12月23日現在、だいせんホワイトリゾートのスタッフの方々は、この「冬将軍」の訪れを今か今かと待ちわびていることでしょう。
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