大相撲初場所で奇跡のデッドヒート!正代と徳勝龍の平幕2人が1敗を死守、貴景勝も猛追で賜杯の行方は?

2020年1月24日の大相撲初場所13日目は、歴史に深く刻まれる極めて異例の展開を迎えました。今場所の優勝争いを力強く牽引しているのは、前評判を大きく覆した平幕の正代関と徳勝龍関の2人です。平幕とは、幕内力士の中で大関や関脇、小結といった「三役」を除いた一般の力士を指します。この実力派の2人が揃って1敗を死守し、トップの座をがっちりとキープしました。土俵際の緊迫した攻防に、館内からは割れんばかりの歓声が巻き起こっています。

この日、正代関は輝関を豪快に寄り切り、徳勝龍関も豊山関を鮮やかな突き落としで退けました。日本相撲協会広報部によれば、13日目を終了した時点で複数の平幕力士が首位を独占するのは、現在の1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で初の快挙だそうです。SNS上でも「こんなスリリングな終盤戦は見たことがない」「平幕旋風が凄すぎて毎日胸が熱くなる」といったファンからの驚きと感動の声が溢れ返っており、タイムラインはまるでお祭り騒ぎのような盛り上がりを見せています。

もちろん、看板力士である大関の貴景勝関も黙ってはいません。難敵である関脇の高安関を圧倒的な突き押しで土俵下に沈め、2敗をがっちりと守り抜きました。これで優勝戦線の行方は、1敗の平幕2人と2敗で追う大関の計3名に完全に絞られたと言えるでしょう。最高位の栄誉である「賜杯(しはい)」、すなわち優勝トロフィーを誰が抱くことになるのか、一瞬たりとも目が離せません。大関としての意地と、平幕のハングリー精神がぶつかり合う極上のドラマがここにあります。

筆者の視点として、今回の初場所は相撲界の新たな時代の幕開けを予感させる素晴らしい興行だと感じます。これまでは絶対的な横綱が優勝争いの中軸にいることが当たり前でしたが、誰もが予想しなかった伏兵が主役に躍り出る展開こそ、スポーツの醍醐味ではないでしょうか。地位に関係なく、今まさに強い者が勝つというシンプルで熱い泥臭さが、現代のファンを魅了している理由だと確信しています。残り2日、全員が悔いのない相撲を取り切ってほしいものです。

その他の注目取組では、来場所の関脇転落が既に確定している大関の豪栄道関が、栃ノ心関を寄り切って意地の5勝目を挙げました。また、新関脇として期待を集める朝乃山関は宝富士関を寄り切り、見事に勝ち越しを決めて実力を証明しています。一方で、小結の阿炎関は手痛い黒星を喫して負け越しが決まってしまいました。三役以上の力士たちも、それぞれのプライドを懸けて土俵上で激しい生き残り組織戦を繰り広げている様子がひしひしと伝わります。

スポンサーリンク

十両では元大関の照ノ富士が全勝優勝の快挙!

幕内の激闘に負けず劣らず、十両の土俵でも凄まじい記録が誕生しました。怪我や病気に苦しみ、一時は序二段まで番付を下げていた元大関の照ノ富士関が、なんと13戦全勝という圧倒的な強さで2度目の十両優勝を果たしたのです。関取として幕内のすぐ下の階級にあたる十両ですが、ここでの全勝は並大抵の事ではありません。かつての栄光から地獄の底を味わい、そこから這い上がってきた不死鳥のような復活劇に、多くの相撲ファンが涙し、胸を熱くしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました