2020年の幕開けとともに、スポーツ界は東京五輪に向けて熱を帯びています。そんなオリンピックイヤーの初戦を飾る「SMBCシンガポールオープン」が、2020年1月16日からいよいよ開幕するのをご存知でしょうか。5回目を迎える今大会には、4年前のリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに復活したゴルフ競技のメダリスト3名が全員集結します。五輪の前哨戦とも言えるこの豪華な舞台に、世界中のゴルフファンから「実質オリンピック」「激アツすぎる」と、SNSを中心に大きな期待が寄せられているのです。
まず注目すべきは、リオ五輪で金メダルに輝いた英国代表のジャスティン・ローズ選手でしょう。彼は2013年の全米オープンを制した実力者であり、リオでの栄冠後も世界を舞台に勝利を重ねてきました。2019年1月には米ツアー通算10勝目を飾り、約2ヶ月間にわたって世界ランキング1位の座をキープしたことも記憶に新しいところです。この大会が日本とアジアの共催となる前の2011年にも参戦しており、当時9位という好成績を残しています。東京五輪の初日である2020年7月30日に40歳を迎える彼にとって、今大会は連覇へ向けた重要な一歩となるでしょう。
続いて、リオ五輪の銀メダリストであるスウェーデン代表のヘンリク・ステンソン選手です。彼は2016年の全英オープンを制した直後にオリンピックで銀メダルを獲得し、世界にその名を轟かせました。さらに、2019年12月にバハマで開催されたツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」では見事な逆転優勝を飾っています。タイガー・ウッズ選手がホストを務める大会での勝利は、彼に大きな自信をもたらしたはずです。素晴らしい勢いを維持したまま2020年の五輪イヤーを迎えており、今大会でも鋭いショットが期待できるでしょう。
最後にご紹介するのは、銅メダリストであり米国代表のマット・クーチャー選手です。彼は観客から「クーチ!」という独特の愛称で呼ばれ、ツアー屈指の人気を誇ります。2019年12月にオーストラリアで行われた「プレジデンツカップ」では、主将のタイガー・ウッズ選手を支えて米国選抜の勝利に大きく貢献しました。前週のハワイ開催のソニーオープンからシンガポールへと転戦する過酷なスケジュールですが、年明け3連戦目となる今大会でも、その持ち前のタフさと笑顔でファンを魅了してくれるに違いありません。
ここでの注目ポイントは、アジアと日本のツアーが「共催」するという点です。共催とは、複数のゴルフツアー組織が合同で一つの大会を運営・公認することを意味します。これにより、日本のトッププロたちも世界ランク上位のメダリストと直接肌を合わせる貴重な機会となるわけです。日本の選手たちが世界の壁にどう挑むのか、その相乗効果も見逃せません。SNS上でも「日本の若手プロがメダリストにどこまで通用するか楽しみ」といった、熱い声援が飛び交っています。
編集部としては、このシンガポールでの戦いが2020年東京五輪のメダル争いを占う上で、極めて重要な試金石になると確信しています。4年間の歳月を経て、さらに進化を遂げた3人のメダリストが再び同じフィールドで火花を散らす光景は、まさに奇跡と言えるでしょう。それぞれの国を背負うプライドと、シーズン初戦を勝利で飾りたいという執念が交錯する素晴らしい4日間になるはずです。オリンピックの感動を一足早く味わえるこのビッグイベントから、一時も目が離せません。
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