5G関連の本命!CTC株が19年ぶり高値を更新した理由と今後の株価見通し

2020年01月16日の東京株式市場において、システムインテグレーター(企業のITシステムの構築や運用を請け負う業者)大手の伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の株価が急上昇を見せました。一時、前日比65円高の3340円まで買い進められ、2001年07月以来、実に約19年ぶりとなる高値を記録しています。この歴史的な株高の背景には、次世代の通信規格である「5G」のインフラ投資が本格化しているという強力な追い風が存在するのです。

市場の関心を集める大きな引き金となったのは、2019年12月に野村証券が発表した投資レポートでしょう。同証券は5G関連の受注が急増している点を高く評価し、ITサービス業界における同社の投資推奨順位を従来の4位から堂々の1位へと引き上げました。実際に2019年09月末時点における情報通信部門の受注残高は、前年の同じ時期と比べて26%増と驚異的な伸びを記録しており、主要な通信キャリア内での存在感を急速に高めています。

インターネット上のSNSでも、今回の株価急騰は大きな話題を集めているようです。「5Gの本命銘柄として外せない」「19年ぶりの高値更新は熱すぎる」といった投資家たちの興奮気味な声が多数見られます。さらに「企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資は今後も止まらないため、まだまだホールドする」といった中長期的な成長に期待を寄せる書き込みも目立ち、個人投資家からの熱い視線が注がれている様子がリアルに伝わってきます。

スポンサーリンク

4期連続の最高益へ!立ちはだかる割高感と今後の展望

多くの企業でデジタル化の需要が旺盛である中、同社のシステム開発事業は極めて順調に推移しています。専門知識を持つエンジニアの稼働率が非常に高い水準を維持しているほか、利益率の高い案件を効率よく獲得できていることが収益を大きく押し上げる要因となりました。その結果、2020年03月期の連結営業利益は前期比9%増の390億円に達する見込みであり、4期連続での過去最高益の更新がいよいよ現実味を帯びています。

プロの市場関係者からは「業績の裏付けがあるため、ここからさらなる株価の上値追いが期待できる」という強気な見解が示されました。一方で、現在の予想PER(株価が1株当たり純利益の何倍まで買われているかを示す指標)は28倍台に達しています。これは同業他社であるSCSKや日本ユニシス(現・BIPROGY)の22倍台と比較すると割高な水準であるため、短期的には利益を確定させるための売り注文が増える局面もありそうです。

編集部としては、一時的な調整を挟みつつも同社の成長路線は極めて強固であると考えます。5Gは単なる通信の高速化に留まらず、あらゆる産業の基盤となる革新的な技術だからです。通信キャリアとの深い信頼関係を強みに持つ同社が、この巨大な特需を追い風にして2020年度以降もさらなる飛躍を遂げる可能性は極めて高いでしょう。目先の株価の上下に惑わされず、その圧倒的な受注実績と将来性に注目していくべきです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました