男性の家事・育児への参画が叫ばれる現代、政界からも新しい風が吹き始めています。国民民主党は2020年1月30日、男性の育児休暇(育休)取得に関する大規模な意識調査を実施することを明らかにしました。育休とは、労働者が子どもを育てるために一定期間休業できる制度のことですが、男性の取得率は未だに低い水準に留まっています。そこで同党は、世間が理想とする取得期間や、実際に休みを取りづらい背景にある根本的な理由を徹底的に洗い出す方針です。
今回の調査は、経営者から労働者まで幅広い層をターゲットにしており、全国で1万件以上の回答を集めるという非常に野心的な目標を掲げています。これほど大規模なリサーチを行う背景には、現場の生の声をしっかりと汲み取り、次期衆院選の公約(政党が選挙の際に掲げる公約や約束のこと)へ直接反映させたいという強い狙いがあるのでしょう。単なるパフォーマンスに終わらせず、政策の骨子に組み込もうとする姿勢は評価に値します。
この発表を受けて、SNS上では早くも大きな反響が巻き起こっています。ネット上では「1万件規模の調査なら信頼できるデータになりそう」「会社側の本音もちゃんと聞いてほしい」といった前向きな期待の声が寄せられました。その一方で、「調査だけで満足せず、実効性のある少子化対策や法改正にまで結びつけてほしい」という、政治への厳しい注文や切実な願いも数多く見受けられます。
編集部としては、この取り組みが日本の働き方改革を大きく前進させる起爆剤になることを期待しています。男性が育休を取りづらい原因は、職場の空気感や人員不足、収入減少への不安など多岐にわたるため、単に制度を整えるだけでは解決しません。だからこそ、経営者側の意見も集める今回の調査には深い意義があると言えます。集まったデータが素晴らしい政策へと昇華され、誰もが安心して子育てをできる社会が実現することを切に願ってやみません。
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