日本のビジネス界に今、新しい風が吹き荒れています。東京商工リサーチが2019年12月に発表した「全国女性社長調査」において、東京大学出身の女性社長が9位にランクインしました。国公立大学が上位10位に名を連ねるのは史上初の快挙であり、社会全体で女性のリーダーシップを後押しする機運が高まっている証拠と言えるでしょう。
今回の調査は、全国約379万社におよぶ膨大な社長データを基に分析されたものです。東大出身の女性社長数は138人を記録し、前年の125人から10%も増加しました。9年連続で首位を守る日本大学の4%増という成長スピードを遥かに凌駕する勢いを見せており、その躍進ぶりにSNS上でも驚きと称賛の声が溢れています。
さらに、別の調査機関である帝国データバンクが公表した2019年4月時点のデータでも、東大出身者の伸び率は前年同月比29.3%増と全大学でトップに輝きました。かつて東大生の王道ルートだった中央省庁、いわゆる国家公務員として政策立案などを担う行政機関への就職希望者が減る一方で、自らの手で会社を立ち上げる道を選ぶ女性が確実に増えているようです。
この背景には、単に既存の組織で出世するだけでなく、自らイノベーション(技術革新や新しい価値の創出)を起こそうとする果敢な挑戦心が垣間見えます。高い能力を持つ優秀な人材が官僚組織に留まらず、スタートアップなどの経営層へ流動することは、停滞する日本経済を活性化させる上で非常にポジティブな動きだと私は確信しています。
ネット上では「東大女子のキャリアが多様化して素晴らしい」「自立した女性のロールモデル(行動の模範となる人物)が増えるのは大歓迎」といったポジティブな反響が目立ちます。東大は以前から女子学生の比率が全体の2割を切るという大きな課題を抱えていますが、最前線で輝くOGの姿は、未来の受験生たちの背中を強力に後押しするでしょう。
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