アートファンや子育て世代の間で、いま大きな注目を集めているニュースが飛び込んできました。東京都は、春休みの期間に合わせて18歳以下の子どもたちの観覧料を無料にするという、なんとも太っ腹な企画をスタートさせます。
これは「ウェルカムユース」と銘打たれた特別なサービスで、開催期間は2020年3月20日から2020年4月5日までとなっています。東京五輪・パラリンピックを文化の側面からも盛り上げようという、都の粋な計らいだと言えるでしょう。
SNS上でも「この春は子どもを連れて美術館巡りをしたい」「学生に戻りたいくらい羨ましい取り組み」といった歓喜の声が続々と上がっており、早くも大きな盛り上がりを見せています。
気になる対象者は、2001年4月2日以降に生まれたすべての若者たちです。驚くべきことに、東京都内に住んでいるかどうかという制限は一切設けられておらず、地方から観光で訪れる方々も等しくこの恩恵を受けられます。
これまでは、小学生や都内在住の中学生を対象として、一部の常設展(年間を通じていつでも見られる展示のこと)が無料になる仕組みでした。しかし今回の試みは、その枠組みを大幅に飛び越えた画期的な内容になっています。
なんと今回は、東京都美術館や東京都江戸東京博物館など、全6施設で実施される13もの展覧会が対象に含まれているのです。普段はなかなか気軽に入りづらい企画展(特定のテーマで期間限定で行われる特別な展示)まで網羅されています。
具体的なラインナップを見てみると、東京都美術館で開かれる特別展「ハマスホイとデンマーク絵画」や、江戸東京博物館の特別展「江戸ものづくり列伝」といった、大人でも見応えのある魅力的な展示が目白押しです。
ここで私の意見を述べさせていただきますと、この取り組みは若者の感性を育む上で非常に素晴らしい価値があると感じています。一見すると難しそうに思える芸術も、実際に生の本物と触れ合うことで、予期せぬ感動や新たな視点が生まれるはずです。
多感な10代の時期に、一流のアートや歴史的な文化財に無料でアクセスできる環境は、お金には換えられない財産となるでしょう。この貴重なチャンスを活かし、ぜひ多くの若い世代に施設へと足を運んでほしいと切に願います。
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