市川猿之助が語るラスベガスの魅力!スーパー歌舞伎IIのインスピレーション源と至高の休日

2019年10月13日、歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、夏の納涼歌舞伎を終えた後の貴重な休暇について語ってくださいました。彼がリフレッシュの地として選んだのは、欲望と活気に満ちた街、アメリカのラスベガスです。効率よく、かつ濃密に遊ぶにはこの場所が最適だと、猿之助さんは確信しているようですね。

かつては日本からの直行便もありましたが、現在は乗り継ぎが必要です。しかし、その移動時間さえも旅の醍醐味として楽しむのが猿之助流の嗜みと言えるでしょう。以前、冬に訪れた際は予想外の寒さに驚かされたそうですが、やはり肌を刺すような灼熱の太陽こそが、ベガスの真骨頂であると再認識されたご様子です。

SNS上では、このアクティブな休日スタイルに対して「多忙な舞台の合間に海外へ飛び出すバイタリティが凄い」といった驚きの声や、「猿之助さんがラスベガスにいる風景が絵になりすぎる」といった感嘆のコメントが相次いでいます。伝統芸能の担い手が見せる現代的な素顔に、多くのファンが魅了されているようです。

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進化し続ける街から受け取る創作のヒント

ラスベガスの中心地である「ストリップ」と呼ばれる大通り沿いは、訪れるたびにその姿を変貌させています。新しいホテルが次々と建設され、飲食店の入れ替わりも非常に激しいのが特徴です。かつて愛した味が、いつの間にか別の店に変わっていることも珍しくないほど、この街のスピード感は圧倒的と言えます。

エンターテインメントの殿堂としても知られるこの街では、ショーのラインナップも時代と共に様変わりしました。かつてはホワイトタイガーを用いた「イリュージョン(特殊な仕掛けを用いた魔術)」や、ブロードウェイの名作が軒を連ねていましたが、現在はシルク・ド・ソレイユの「ミスティア」などが不動の人気を誇っています。

猿之助さんは、現地でのパフォーマンス鑑賞を欠かしません。そこで得られる新しい発見は、彼が手掛ける「スーパー歌舞伎II」の演出における重要なスパイスとなっているそうです。古典の枠を超え、最新のテクノロジーや奇抜な演出を取り入れる彼の創作活動は、まさにベガスの革新性と共鳴しているのでしょう。

カジノの聖典とスーパーマーケットでの宝探し

意外なことに、海外での大きな楽しみの一つは「読書」なのだとか。日本にいると「いつでも読める」という安心感から、かえって本が開けない状況に陥りがちです。随筆から学術書まで幅広く読み漁る「濫読(らんどく:ジャンルを問わず手当たり次第に読むこと)」が、彼の知的好奇心を満たしています。

特に浅田次郎氏の著作は、彼にとってのバイブルです。ラスベガスのガイド役ともいえる『オー・マイ・ガアッ!』や、世界のギャンブル場を巡る『カッシーノ!』シリーズは、旅の必携書となっています。作中で絶賛されていたレストラン「ロウリーズ」の肉料理も、今や彼のお気に入りとして定着しているそうです。

読書の合間には、現地のスーパーマーケットを巡るのが猿之助流の楽しみ方です。ネット社会の今、日本未発売のアイテムを探すのは至難の業ですが、それゆえに見つけた時の喜びは「ジャックポット(カジノでの大当たり)」級だと言います。ただ、帰国後に国内で売られているのを見つけた時の落胆もまた、大きいようです。

伝統と革新の狭間で生きる市川猿之助さんにとって、ラスベガスは単なる観光地ではなく、感性を研ぎ澄ますための「道場」のような場所なのかもしれません。常に新しいものを吸収しようとするその姿勢が、観客を熱狂させる舞台を生み出す原動力になっているのだと感じ、非常に胸が熱くなりました。

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