スキー複合・渡部暁斗選手が魅せる!「トリプル」第1戦で見せた粘りの6位入賞

2020年1月31日、オーストリアのゼーフェルトにて、ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)複合の激闘が幕を開けました。今回行われたのは、3日間にわたる3試合の総合成績で勝者を決める過酷な「トリプル」の初戦、個人第11戦です。日本が誇るエース・渡部暁斗選手(北野建設)は、世界トップレベルの猛者たちが集う中で堂々の6位入賞を果たしました。

試合はまず、スキー板で空を舞い飛距離と美しさを競う「飛躍(ジャンプ)」からスタートします。渡部選手はヒルサイズ(HS)109メートルの台で104.5メートルをマークし、126.1点という高得点を叩き出して3位という好位置につけました。空中での高い技術力と集中力は、まさに観る者を釘付けにする圧巻のパフォーマンスだったと言えるでしょう。

スポンサーリンク

後半のクロスカントリーが分けた勝負の行方

しかし、複合競技の真の難しさは、この後の「距離(クロスカントリー)」にあります。今回は5キロのコースで行われましたが、渡部選手は惜しくも順位を下げ、6位でのフィニッシュとなりました。飛躍で築いたアドバンテージを維持しつつ、後半のスタミナ勝負でいかにトップをキープするかという課題が改めて浮き彫りになった瞬間でした。

優勝を飾ったのは、現在圧倒的な強さを誇るノルウェーのヤール・マグヌス・リーベル選手です。今回で今季9勝目、通算22勝目を挙げるという驚異的な結果を残しました。SNS上でも「リーベル選手の安定感はもはや次元が違う」「渡部選手のジャンプには震えた」といった賞賛の声が溢れており、世界最高峰の戦いにファンも熱い視線を注いでいます。

私個人としても、渡部選手のジャンプの精度には毎試合感動させられます。順位こそ6位ではありますが、厳しい環境下で常に優勝戦線に絡み続ける彼の精神力は、まさにアスリートの鑑でしょう。残り2戦のトリプルで、さらに順位を上げて表彰台の頂点に立つ姿を、私たちは期待せずにはいられません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました