投資界隈に激震が走るビッグニュースが飛び込んできました。2020年2月7日、アメリカの有力な「アクティビスト(物言う株主)」であるエリオット・マネジメントが、ソフトバンクグループ(SBG)の株式を3%超も取得したことが判明したのです。その投資額はなんと25億ドル、日本円にして約2700億円以上という驚きの規模にのぼります。彼らは単なる株主にとどまらず、SBGに対して最大200億ドル規模の自社株買いや、社外取締役の増員などを強く迫っている状況です。
この大胆な動きに対し、SNS上では「ついに巨大クジラが動いた」「孫社長とエリオットの攻防から目が離せない」といった声が溢れ、トレンドを賑わせています。投資家の間でも、今後の株価の行方に大きな注目が集まっているようです。エリオット側は、現在のSBGの株価が本来の企業価値に比べて「大幅に割安である」と主張しています。自社の株を買い戻して市場の流通量を減らす「自社株買い」を行うことで、1株あたりの価値を高め、株価のディスカウント状態を解消させたい意図が透けて見えます。
そもそもSBGは、保有する株式の価値が25兆円に達する一方で、時価総額は10兆円程度にとどまっており、15兆円ものギャップが存在します。孫正義会長兼社長もこの割安感を課題視していましたが、市場の評価は厳しいままでした。さらに、2019年には出資先である「ウィーワーク」のずさんな経営問題が露呈し、ウーバーなどの株価も低迷したため、SBGは巨額の損失計上を余儀なくされています。エリオットはこの株価下落の好機を逃さず、一気に買い増しへと動いた模様です。
ここで注目されるのが「コーポレートガバナンス(企業統治)」の強化です。これは企業が不祥事を防ぎ、クリーンな経営を行うための監視仕組みを指します。エリオットは、孫氏の影響力が強いSBGに対し、社外取締役の増員や投資判断を監督する委員会の設置を求めています。今回の要求について私は、SBGが真のグローバル投資会社へ脱皮するための絶好の試練だと考えます。アリババ株の含み益を原資にする戦略の転換を迫られますが、透明性が高まれば市場の信頼は一気に回復するでしょう。
この報道を受けて、2020年2月7日の東京株式市場では、SBGの株価が一時前日比で8%高の5116円まで急騰し、約半年ぶりの高値を記録しました。市場はエリオットの参入を完全に歓迎しているムードです。SBG側も「株価が割安という見解には完全に同意する」とコメントを出しており、今後の対話の行方が注目されます。孫社長が握る約22%の議決権に対し、エリオットの3%がどう影響を与えるのか、スリリングな展開から目が離せません。
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