クイーン来日2020!映画で若者魅了のレジェンドが魅せた、時空を超える極上ライブを徹底解剖!

世界中を熱狂の渦に巻き込んだ伝説のロックバンド、クイーンが再び日本の地に降り立ちました。映画「ボヘミアン・ラプソディ」の社会現象とも言える大ヒットの勢いをそのままに、彼らはバンドの歴史上、最も大規模な日本ツアーを敢行したのです。世に名が知れ渡ってから半世紀が経過した今、単なる懐かしのレジェンドという枠組みを超え、洋楽シーンの最前線を走る「今が旬」の存在として異例の返り咲きを果たしています。

ツアーの幕開けとなった2020年1月25日のさいたまスーパーアリーナは、実に3万人ものオーディエンスで超満員となりました。今回のツアーは大阪や名古屋を含む3都市4公演で構成され、総動員数は過去最高となる13万7000人を記録しています。特筆すべきは客席の顔ぶれで、映画をきっかけに彼らの音楽に出会ったと思われる、若い世代の姿が非常に目立っていた点でしょう。

SNS上でも「初めて生の演奏を聴いて鳥肌が止まらない」「フレディをリアルタイムで知らない世代だけど、完全に心を奪われた」といった感動の声が溢れています。ラグビーのワールドカップを機にファン層が一気に拡大した現象のように、今まさに新しいファンが押し寄せているのです。客席が暗転し、初期の定番曲が鳴り響くと、ギタリストのブライアン・メイ氏のシルエットが光の中に浮かび上がります。

ドラムのロジャー・テイラー氏が刻む重厚なビートに、場内からは悲鳴のような大歓声が沸き起こりました。1991年に45歳という若さでこの世を去ったカリスマ、フレディ・マーキュリー氏。彼の代役としてマイクを握るのは、アメリカ出身の人気ポップス歌手アダム・ランバート氏です。彼が力強く観客を煽ると、現役のトップスターにも引けを取らない、極めて豪華できらびやかなステージが始まりました。

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新世代の歌姫が魅せる妖艶なパフォーマンスと涙を誘う奇跡の演出

かつてのクイーンのステージを知るファンですら、今回の照明やセットの美しさには目を見張るものがあります。2000年代の活動再開時にボーカルを務めたポール・ロジャース氏が骨太なロックの魅力を放っていたのに対し、今回で3度目の来日となるアダム・ランバート氏は、圧倒的な高音の伸びが最大の魅力です。その実力は、アップテンポでポップな楽曲において見事な輝きを放っています。

特に「キラー・クイーン」で見せた、性別の垣根を超えた妖艶な世界観と、赤い扇子をひらひらと舞わせながら歌い上げる姿は圧巻の一言に尽きます。フレディ氏が持っていた独特の演劇的なパフォーマンスを、アダム氏は見事に現代へと昇華させているのです。このように過去のスタイルをただ模倣するのではなく、新しい才能を融合させて進化し続ける姿勢こそが、彼らが愛され続ける理由なのでしょう。

ライブ中盤には、日本のファンに向けた心温まる演出も用意されていました。名曲「手をとりあって」の演奏では、熱心なファンによる合唱の広がり方に変化が見られましたが、これは決して盛り上がりに欠けたわけではありません。むしろ、新しくファンになった若者たちが、歴史的な瞬間に圧倒されながら真剣に耳を傾けていた証拠と言えます。直後の演出では、思わず涙を流す観客が相出ししました。

巨大なスクリーンに生前のフレディ氏の姿が突如として現れ、現実のブライアン氏と時空を超えて共演を果たしたのです。さらに、天文学者としての顔も持つブライアン氏が、宇宙空間の小惑星に佇む映像の中でギターソロを奏でる場面は、まさに圧巻でした。これまではどうしてもフレディ氏の不在という寂しさがつきまといましたが、今回のステージはその感傷を吹き飛ばすほどの生命力に満ちています。

SNSでも「過去の思い出に浸るライブではなく、今生きているバンドの最新形を見た」という絶賛のコメントが相次いでいます。今回の熱狂を目の当たりにして、私はクイーンの物語が過去のものではなく、現在進行形で紡がれているのだと確信しました。映画の成功に甘んじることなく、最前線で進化を続ける彼らの伝説は、これからも決して色褪せることなく更新され続けていくに違いありません。

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