静岡県浜松市の中心街を舞台に、スマートフォン一つで美味しい料理を堪能できる画期的な食の祭典が幕を開けます。浜松市や地元の商業者が手を取り合う「浜松まちなかにぎわい協議会」は、2020年02月12日から2020年02月18日までの1週間、電子チケットを活用した「はままつスマぐるウイーク」を開催すると発表しました。対象となるのは駅周辺の飲食店30店舗以上となっており、手軽にキャッシュレスで食べ歩きが楽しめる仕組みです。
今回のイベントで特に注目したいのが、小田急電鉄が開発した最先端のアプリ「EMot(エモット)」を導入している点でしょう。これは「MaaS(マース)」と呼ばれる次世代の移動概念を取り入れたシステムです。MaaSとは、電車やバス、タクシーといった複数の移動手段を一つのITサービスとして統合し、経路検索から決済までをシームレスに行う仕組みを指します。今回はこの仕組みが応用され、スマートな飲食体験の提供が実現しました。
利用方法は非常にシンプルで、事前にアプリ内で専用チケットを購入し、店舗に設置されたQRコードを読み取るだけで完了します。気になるチケットの価格は1枚1500円に設定されており、複数枚をまとめて購入するとさらにお得になるセット販売も用意されました。このイベント限定の特別なフードやドリンクのセットメニューが味わえるため、新しいお店を開拓したい方にとっても絶好のチャンスになるに違いありません。
ネット上やSNSでもこの試みに対して「お財布を持たずにハシゴ酒ができるのは嬉しい」「新しいMaaSアプリの使い心地を試してみたい」といった期待の声が続々と寄せられています。利便性の向上だけでなく、これまで足を運ばなかった隠れた名店と出会うきっかけにもなるため、地域経済を大きく活性化させる可能性を秘めているのではないでしょうか。主催者は期間中に500枚のチケット販売を目指して、イベントを盛り上げていく構えです。
デジタル技術を活用して地域の魅力を再発見するこのような試みは、これからの地方都市にとって非常に重要な一歩だと私は確信しています。単なる飲食のイベントに留まらず、交通や移動の利便性と結びつくことで、街全体の回遊性が劇的に高まるからです。最先端のテクノロジーを片手に、浜松の魅力的な飲食店を巡る新しいスタイルの街歩きを、ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。
コメント