大手流通グループのセブン&アイ・ホールディングスが、日本の深刻な水産資源の危機を救うためにユニークな一歩を踏み出します。2020年2月12日から、インターネットを通じて不特定多数の人々から資金を募る「クラウドファンディング」を活用し、海の現状を伝える絵本制作プロジェクトをスタートさせます。私たちの食卓に欠かせない美味しいお魚ですが、実は今、国内の海では魚が激減していることをご存じでしょうか。このプロジェクトは、そんな日本の海のSOSを子どもたちへ分かりやすく伝えるために立ち上げられました。
今回の試みは、セブン&アイが一般社団法人「G1」や、宮城県石巻市を拠点に革新的な漁業を目指す「フィッシャーマン・ジャパン」と手を組んで実施します。募集期間は2020年4月8日までとなっており、目標金額は160万円に設定されました。支援は3000円から気軽に買い支えることが可能で、参加した方には完成した絵本が手元に届く仕組みです。ネット上では「子どもと一緒に日本の海について考える素晴らしいきっかけになりそう」「お魚が食べられなくなるのは悲しいから応援したい」といった好意的な声が早くも寄せられています。
世界全体で見ると水揚げ量が増加している一方で、悲しいことに日本の漁獲量は減少の一途をたどっています。傘下にイトーヨーカドーなどのスーパーを抱え、日々新鮮な魚を届けるセブン&アイにとって、この問題は決して他人事ではありません。だからこそ、未来を担う世代へ向けた絵本での啓発活動が今、強く求められているのです。私たちは単に消費するだけでなく、こうした企業の姿勢を応援し、海の恵みに感謝する心を育むべきだと強く感じます。一人ひとりの関心の積み重ねが、日本の豊かな食文化を守る鍵になるでしょう。
セブン&アイは、2050年までにプライベートブランド「セブンプレミアム」を含むすべてのオリジナル商品において、環境に配慮された持続可能な原材料100パーセントを目指しています。その一環として、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業に対して与えられる「MSC認証」を取得したエコラベル付き製品の普及にも注力しています。スーパーの店頭でこの認証マークを選ぶという小さな行動が、実は地球を救う大きな一歩に繋がります。絵本をきっかけに、ぜひ家族みんなでサステナブルな未来への第一歩を踏み出してみませんか。
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