大手流通グループのセブン&アイ・ホールディングス(HD)は、2019年8月上旬に全く新しいブランドの食品スーパーを東京・品川にオープンする計画を発表いたしました。そのブランド名は「コンフォートマーケット」と名付けられ、2018年4月に設立された子会社である株式会社フォーキャスト(本社:東京・品川)が運営を担当する見通しです。この新規出店は、特に生鮮食品や出来立ての総菜といった商品群に力を入れ、周辺の地域住民や通勤客の需要を強く取り込む狙いがあるようです。
この「コンフォートマーケット」が出店するのは、4階建てのビルで、店舗面積はなんと1,433平方メートルという非常に大規模なものになります。セブン&アイHDは、すでに「ヨークベニマル」や「ヨークマート」といった食品スーパーに加え、総合スーパーである「イトーヨーカドー」など、幅広い業態をグループ全体で展開しているのはご存知の通りです。それにもかかわらず、今回、あえて新ブランドを立ち上げて食品スーパーの市場に投入することは、グループ内の既存事業とは異なる、新たな客層やニーズへの対応を強く意識しているものと推察できます。
このニュースに対するSNSでの反響は非常に大きく、「セブン&アイが新しいスーパーを出すなんて意外!」「既存の『ヨーク』系とはどう違うんだろう?」「品川なら利用しやすい」といった期待の声が目立ちました。特に、従来のグループ店舗とは一線を画す「新ブランド」という点に、多くの方が注目している様子です。食品スーパー市場は競争が激しいレッドオーシャン(過当競争の市場)ですが、この新ブランドには、他社にはない「快適さ」や「利便性」を追求した独自のコンセプトが込められているに違いありません。
私見ではございますが、既存ブランドではカバーしきれていなかった、都心部におけるプレミアム(高品質・高価格帯)な需要や、単身世帯の「即食」ニーズを捉えることが、この「コンフォートマーケット」の重要な使命となるのではないでしょうか。セブン&アイHDが長年培ってきた流通のノウハウと、新しい子会社フォーキャストの柔軟な発想が融合することで、これまでのスーパーの概念を覆す、魅力的な店舗体験を提供してくれることを大いに期待しております。2019年8月上旬のオープンが今から待ち遠しい限りです。
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