ウインタースポーツファンの熱い視線が注がれる中、スピードスケートの世界距離別選手権が2020年2月13日にアメリカのソルトレークシティーで華々しく幕を開けました。初日から氷上では激しいタイムレースが繰り広げられており、日本代表選手たちも世界の強豪を相手に全力の滑走を見せています。
注目が集まった女子3000メートルには、日本が誇るトップスケーターの高木菜那選手が登場しました。彼女は4分3秒36という記録で13位となり、世界の高い壁を実感する結果となっています。また、同種目に出場した酒井寧子選手は18位でフィニッシュし、それぞれが現在の全力を出し切りました。
この種目を制したのは、3分54秒25という驚異的なタイムを叩き出したチェコのマルティナ・サブリコバ選手です。彼女のような世界トップクラスの選手が見せる圧倒的なスピード感や、一瞬の狂いも許されないエッジワークには、観客席だけでなくSNS上でも「次元が違う滑り」「美しすぎる」といった感動の声が溢れていました。
ここで専門用語について少し解説しましょう。今回行われている「世界距離別選手権」とは、通常のオールラウンド選手権とは異なり、種目(距離)ごとに世界一を決める大会です。つまり、選手にとっては自分の得意とする距離でピンポイントに世界最高峰の称号を狙える、非常にシビアで格式の高い真剣勝負の舞台なのです。
一方、男子5000メートルでも日本勢の熱い戦いが見られました。土屋良輔選手が6分16秒32のタイムで13位に食い込み、それに続く形で一戸誠太郎選手が14位に入賞しています。なお、この種目ではカナダのテッドヤン・ブルーメン選手が素晴らしい滑りを見せ、見事に初優勝を飾りました。
編集部としては、今回の結果は決して悲観するものではないと考えています。高木選手をはじめとする日本勢は、強豪ひしめく世界舞台で確実に自らの足跡を残しました。ソルトレークシティーの高速リンクで得た経験や悔しさは、今後のさらなる成長へと繋がる貴重な糧になるはずです。次のレースでの大躍進に期待しましょう。
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