スポーツ界にも深刻な影を落としている新型コロナウイルスの感染拡大ですが、ついに陸上界の国際大会にも大きな動きがありました。日本陸上競技連盟は2020年2月14日、香港で2020年3月29日に開催が予定されていた「アジア・クロスカントリー選手権」が延期されることを発表したのです。
クロスカントリーとは、整備されたトラックではなく、草原や山林といった自然の整地・不整地を走る中長距離の陸上競技を指します。起伏の激しいコースをタフに駆け抜けるため、選手のスタミナや走力がダイレクトに試される魅力的な種目として、世界中で高い人気を誇っているのです。
今回の延期発表を受けて、SNSなどのインターネット上では「選手たちのこれまでの努力を考えると胸が痛む」「健康第一だから賢明な判断だ」といった、仕方のない決定だと理解を示しつつも落胆するファンの声が数多く見られました。東京五輪を控える重要な時期だけに、今後の調整を心配する声も目立っています。
アジア陸連は11月以降の開催を模索!編集部がみる今後の展望
気になる代替日程についてですが、アジア陸上競技連盟は2020年11月以降に改めて開催したいという意向を示しているようです。ひとまずは中止という最悪の事態が回避された点は、大会に向けて厳しいトレーニングを重ねてきたアスリートにとっても一縷の望みとなったのではないでしょうか。
メディア編集部としての意見ですが、今回の延期は公衆衛生上の観点から絶対に避けては通れない苦渋の決断だったと強く支持します。何よりも優先されるべきはアスリートや観客の安全であり、万全の体制で競い合ってこそ、スポーツが持つ本当の感動が生まれると信じているからです。
今は一刻も早くウイルスの感染拡大が収束し、選手たちが不安なくスタートラインに立てる日が来ることを願ってやみません。厳しい冬を乗り越えた先にある11月の香港で、世界最高峰のタフなレースが観客を熱狂させてくれることを、私たちは心から期待しています。
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