オフィス家具の大手であるオカムラと、IT巨頭の日本マイクロソフトがタッグを組み、最先端テクノロジーを駆使した革新的なオフィスサービスの開発に乗り出しました。今回のプロジェクトでは、あらゆるモノをインターネットで繋ぐ「IoT」技術が主役となります。日常的に使用する机や椅子に専用のセンサーを組み込むことで、オフィス環境がどのように使われているかをリアルタイムに検知する仕組みです。2020年内には具体的な実証実験がスタートし、2021年の実用化を目指して動き出しています。
共同開発のパートナーとして、ICタグの分野で高い技術力を持つサトーも参画することが決定しました。これにより、オフィス内の器具の位置情報や稼働状態、さらには社員の入退室データまでを一元管理できるようになります。集められた膨大なデータは、マイクロソフトが誇る堅牢なクラウドサービス「アジュール」へと蓄積される仕組みです。アジュールとは、インターネット経由でデータ処理やシステム構築を行える基盤のことで、今回はこの場所にオカムラ独自の機械学習技術を導入し、高度な分析を試みます。
さらに、このシステムは多くの企業が導入しているビジネスツール「オフィス365」のスケジュール管理ソフト「アウトルック」とも連携します。オカムラの遅野井宏DX推進室長は、センサーとアウトルックの融合によって社員の具体的な動きや作業状況を細かく把握できるようになると語りました。SNS上でもこの試みは大きな話題を呼んでおり、「空きスペースを探す手間が省けるのは嬉しい」「サボりもバレそうだけど効率化には期待できる」といった、期待と関心が入り混じった声が多数寄せられています。
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無駄な空間を価値に変える新しいワークプレイスの視点
このサービスが普及すれば、企業は社内の「使われていない死にスペース」を正確に炙り出すことが可能になります。利用者のニーズに合わせて、個人の集中スペースを急遽ミーティング用の共同スペースへと変更するような、柔軟なレイアウトの最適化も夢ではありません。これまで可視化できなかったオフィスの稼働率が数値として明確になるため、経営陣にとってもオフィスの賃料や面積を見直すための強力な判断材料になるでしょう。企業のコスト削減と生産性向上を同時に叶える、まさに一石二鳥のシステムと言えます。
編集部としては、この取り組みが単なる効率化の道具に留まらず、社員のストレスを軽減する優しい技術へと発展することを強く望みます。常に監視されているような窮屈さを与えてしまっては本末転倒ですから、プライバシーに配慮した設計が今後の普及のカギを握るのではないでしょうか。モノとインターネットが融合することで、日本の働き方がより健康的でクリエイティブなものへとシフトしていく未来に、今から大きな胸の高鳴りを禁じ得ません。
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