美味しいお店を探すとき、みなさんは何を基準にしていますか。多くのグルメファンから絶大な支持を集めている実名制の飲食店口コミサービス「Retty(レッティ)」が、大きな動きを見せました。運営元であるRettyは、信頼できるレビュアーの証である「トップユーザー」の人数を、これまでの約2倍へと大幅に拡大したのです。今回の施策によって、新たに60名が加わり、総勢115名体制へとパワーアップを遂げました。
この「トップユーザー」とは、特定の料理ジャンルや特定の地域に驚くほど精通している人物を、運営側が公式に認定する特別な制度です。一般の熱心な会員をはじめ、食のプロであるフードジャーナリストなどで構成されており、いわば「美味しいお店選びの案内人」と言えるでしょう。2016年に33人からスタートしたこの取り組みは、2018年6月に60人へと増え、今回の発表で日本全国を網羅する一大ネットワークへと成長しました。
驚くべきは、選ばれた115名がこれまでに足を運んだ飲食店の数です。その累計はなんと約17万店舗にも上り、まさに日本の外食カルチャーを支える猛者たちが集結した印象を受けます。彼らには金銭的な報酬は支払われません。しかし、自分の投稿が多くの人の目に留まりやすくなるほか、完全招待制の限定グルメイベントへ優先的に参加できるといった、食通にはたまらない魅力的な特典が用意されているのです。
ネット上では「サクラや嘘の評価に騙されたくないから、実名で信頼できるトップユーザーの意見は本当に参考になる」と歓迎する声が溢れています。その一方で、「人数が増えすぎると、ありがたみが薄れてしまうのではないか」という懸念のツイートも見られました。ユーザーが求める情報の質をいかに維持できるかが、今後の鍵を握りそうです。
誰もが発信できる現代だからこそ、情報の「信頼性」は何よりも価値があります。ネットの匿名性に隠れた不確かなレビューに疲れた消費者にとって、顔の見える実名制を軸にした今回の強化策は、非常に本質的で素晴らしい試みだと私は考えます。月間利用者数が4000万人を突破したRettyが、地域の枠を超えてどのような美味しい感動を届けてくれるのか、これからの展開が非常に楽しみですね。
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