2020年2月12日、車椅子を利用される方々にとって非常に画期的なニュースが飛び込んできました。大手コンビニエンスストアのファミリーマートが、スマートフォンのアプリ上で自社店舗の設備情報を開示し始めたのです。
今回の連携先は、一般社団法人のウィーログという団体です。彼らが運営する「WheeLog!(ウィーログ)」というバリアフリー地図アプリを通じて、全国のファミマ約4500店舗に設置されている多目的トイレの場所が手軽に確認できるようになりました。
バリアフリーと多目的トイレが果たす役割
ここで言うバリアフリーとは、高齢者や障害を持つ方が社会生活を送る上で、物理的・心理的な障壁となるものを取り除く考え方を指し示します。また、多目的トイレは、車椅子が無理なく回転できる広いスペースや手すりなどが備えられ、誰もが使いやすいよう工夫されたお手洗いのことです。
この優れたアプリでは、お手洗いだけでなくエレベーターや段差を解消するスロープといった設備状況も、地図上で一目で把握できる仕様になっています。さらに、車椅子ユーザー自身が実際に移動したルートを記録し、スムーズに通行できる道を他の人と共有できる画期的な機能も備わっていると言えるでしょう。
企業初となるウィーログとの画期的な取り組み
現在このアプリはすでに2万6000人を超える方々に愛用されており、日本語だけでなく英語や中国語など合計10カ国語に対応する多言語展開も見逃せません。驚くべきことに、ウィーログという団体に対して一般企業が公式に情報を提供するのは、今回のケースが初めてだそうです。
ファミリーマートは以前から設備の充実化に熱心で、2013年には多目的トイレの設置を新店舗における標準仕様と定めていました。続く2017年には、自社の公式ホームページ上で専用の設備がある店舗を誰でも簡単に検索できるシステムを導入した実績を持ちます。
SNSでの反響と社会の未来に向けた期待
今回のアプリ連携について、SNS上では「外出先でのお手洗いの不安が消えて本当に嬉しい」「他のコンビニチェーンもぜひこの動きに続いてほしい」といった喜びや期待の声が続々と寄せられており、世間の反響の大きさが伺えます。
私自身、この素晴らしい取り組みは多様性を尊重する現代社会において、確かな前進への一歩だと強く痛感いたします。企業が持つ膨大な店舗データと、ユーザーが協力して作り上げるコミュニティが融合することで、どんな人にとっても暮らしやすい社会の実現がさらに加速していくに違いありません。
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