🚅新幹線が鮮度を運ぶ!佐渡の甘エビ・宮古の生ウニを東京・品川で味わう革新的物流実験🦐

JR東日本スタートアップ(東京・新宿)が、2019年6月11日から、新幹線を用いた鮮魚輸送という画期的な実証実験を開始することになりました。これは、朝に水揚げされたばかりの新鮮な海産物を、高速船と新幹線というスピーディーなリレーで東京へ運び込み、品川駅構内の鮮魚店で販売するという取り組みです。これまで、朝採れの野菜を新幹線で首都圏に運ぶケースはありましたが、デリケートな海産物の輸送に新幹線を活用するのは今回が初めての試みであり、物流業界における新たな地平を切り開くものとして、大きな注目を集めています。

この注目すべき実証実験は、水産物の卸・小売りを手掛けるフーディソン(東京・中央)との共同で行われ、2019年6月11日より計6回にわたって実施される予定です。輸送されるのは、佐渡沖で水揚げされたプリプリの甘エビと、岩手県宮古市産の濃厚な生ウニという、いずれも鮮度が命の高級食材です。佐渡産の甘エビは上越新幹線を、宮古市産の生ウニは東北新幹線を利用して、文字通り「鮮度を乗せて」東京へと向かうことになります。

海産物は、鮮度を保つために発泡スチロールに丁寧に梱包され、新幹線内の車内販売員さんが待機するスペース、いわゆるデッドスペースを活用して保管されます。1回あたりの輸送量は、甘エビが最大15キログラム、そして塩水加工が施された生ウニの瓶は最大で64本にも上る見込みです。このように、新幹線の持つ高速性と定時性という強みを、物流に応用しようという発想は、まさにコロンブスの卵と言えるでしょう。

新幹線で東京駅に到着した鮮魚たちは、その後、トラックに積み替えられて品川駅へと運ばれます。そして、駅構内にある鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で、いよいよお客様への販売がスタートします。購入を希望される方は、JR東日本が運営するサイト「ネットでエキナカ」を利用して事前に予約することも可能という、利便性の高さも見逃せません。この取り組みにより、水揚げされた日の午後4時ごろという、極めて早い時間に、産地の新鮮な海産物が東京の店頭に並ぶという奇跡が実現するのです。

販売価格については、甘エビが200グラム前後で1,600円程度、生ウニは1瓶3,600円程度と見込まれており、その鮮度と希少性を考慮すれば、納得できる価格設定と言えるでしょう。JR東日本スタートアップは、この実験を通じて「鮮度落ちが早く、これまでは産地でしか流通できなかった海産物も、首都圏で販売できるようになる」と、大きな期待を寄せています。実際に、SNSなどでは「新鮮なウニを品川駅で買えるなんて信じられない!」「佐渡の甘エビ、絶対予約する!」といった、高い関心と購買意欲を示す反響が多数見受けられます。

私個人の意見としましては、この新幹線を利用したスピード物流は、地方創生と食文化の発展に貢献する、非常に意義深い挑戦だと評価しています。新幹線は、本来「人を運ぶ」インフラですが、その余剰能力や高精度なダイヤを「モノを運ぶ」ことに転用するアイデアの転換こそ、現代の物流課題を解決する鍵になるのではないでしょうか。本実験で得られるノウハウ、例えば、振動や温度管理の技術的な課題をクリアし、将来的には新幹線を使った物流サービスが実用化されることを強く期待しています。これにより、全国各地の隠れた逸品が、日常的に私たちの食卓に上るようになるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました