松山英樹が1番ホールでまさかの「9」!ダンロップフェニックスで起きた悪夢と不屈の逆転劇への期待

宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催されているダンロップフェニックス。2019年11月22日、大会2日目を迎えた松山英樹選手を、ゴルフの神様はあまりにも過酷な試練で待ち構えていました。朝から降り続く雨がコースを濡らし、ショットのコントロールが極めて難しいコンディションの中、波乱はスタート直後の1番ホールで幕を開けたのです。

運命のティーショットは無情にも右の林へと吸い込まれていきました。わずかな隙間を狙った運命の第2打でしたが、無情にも目の前の木を直撃して右側へ跳ね返ります。運悪くボールは「ペナルティーエリア」内の側溝へ。これはかつて「ウォーターハザード」と呼ばれていた区域で、池や溝などプレーが困難な場所を指し、1打の罰を払って救済を受ける必要があります。

1罰打を加えて放った第4打も再び木に阻まれ、ボールは吸い寄せられるように側溝へ戻ってしまいました。続く第6打も枝をかすめて思うように距離が伸びず、ようやく左のラフへ脱出できたのは7打目のことでした。結局、このホールは「7オン2パット」という結果になり、パー4のホールで「9」を叩くという衝撃のスタートとなったのです。

1ホールで5オーバーを記録するのは、松山選手にとって国内ツアーでの自己ワースト記録です。初日の貯金を一瞬で使い果たした展開に、SNS上では「あの松山が1番で9なんて信じられない」「林の魔物に捕まったか」と驚きと悲鳴のような声が溢れました。どれほど優れた技術を持つプロであっても、一度歯車が狂うと止められないゴルフの怖さを物語っています。

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不屈の精神で挑む!残り2日にかける逆転へのシナリオ

ホールアウト後、松山選手は「ティーショット以外は最善の選択をしたつもりだが、3回も連続で木に当たるとは思わなかった」と苦渋の表情で振り返りました。その後もリズムを掴めず、一時は通算1オーバーまでスコアを落とす苦しい展開が続きます。しかし、ここから崩れないのが世界の第一線で戦うトッププレーヤーの真骨頂と言えるでしょう。

終盤の16番、そして最終18番で見事にバーディーを奪い、この日のスコアをなんとか通算1アンダーまで戻して踏み止まりました。首位とはわずか4打差の13位タイ。上位陣もスコアを伸ばしあぐねている状況は、松山選手にとって追い風です。「最後に2つ獲れたのは明日につながる。少しラッキーだった」と前を向く姿勢に、王者の風格を感じます。

編集者の視点から言わせていただければ、この「9」というスコアは単なる大叩きではなく、劇的な逆転優勝へ向けた「最高の伏線」になるのではないでしょうか。2017年8月のブリヂストン招待以来となる久々の勝利、そして5年ぶりの大会制覇を、日本のファンは切望しています。あきらめない心が、残り2日間で奇跡を呼び起こすに違いありません。

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