2019年11月29日、高知県のKochi黒潮カントリークラブにて、国内男子ゴルフの熱い戦い「カシオワールドオープン」の第2ラウンドが開催されました。この日、ゴルフファンの視線を釘付けにしたのは、現在絶好調の小林伸太郎選手です。彼は2日連続で「67」という素晴らしいスコアを叩き出し、通算10アンダーで単独首位の座を射止めました。
小林選手といえば、今シーズンの下部ツアーである「AbemaTVツアー」でトップ10入りを6度も記録している実力派です。下部ツアーとは、レギュラーツアーへの昇格を目指す選手たちが切磋琢磨する育成の場であり、そこでの安定した実績が、ついにこの大舞台で花開こうとしています。SNS上でも「小林選手の安定感が凄すぎる」「ついに初優勝が見えるのでは」といった期待の声が続出しています。
賞金王を巡るドラマと実力者たちの猛追
首位を猛追するのは、かつての賞金王・小田孔明選手や、初日に首位だったベテランの宮本勝昌選手ら豪華な顔ぶれです。彼らは首位と3打差の3位タイにつけており、逆転のチャンスを虎視眈々と狙っているでしょう。ゴルフにおいて3打差は、一瞬のミスやスーパーショットで容易にひっくり返る範囲です。週末の決勝ラウンドでは、経験豊富なベテラン勢の意地がぶつかり合う、よりシビアな展開が予想されます。
一方で、今大会は賞金王争いの決着を左右する極めて重要な局面を迎えています。現在、賞金ランキングの頂点に立つ今平周吾選手は、予選通過のボーダーラインである「カットライン」ぎりぎりで踏みとどまりました。カットラインとは、決勝へ進める上位選手を絞り込む境界線のことですが、ここを突破したことで、今大会での賞金王確定というドラマティックな可能性を繋ぎ止めています。
上位陣には賞金ランク2位のショーン・ノリス選手が8位、同3位のチャン・キム選手が17位と、逆転を狙う強豪がひしめき合っています。個人的な見解としては、守る立場の今平選手と、攻めるしかない追う者たちの心理戦こそが、今大会最大の醍醐味だと感じます。また、アマチュアとして唯一予選を突破した東北福祉大学の杉原大河選手の健闘も、次世代の台頭を感じさせる素晴らしいトピックです。
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