ビジネスの現場を劇的に変える「働き方改革」の切り札として、今まさに注目を集めているのがRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。2019年11月19日、RPAホールディングス傘下のRPAテクノロジーズが、九州のビジネス拠点である福岡市博多区に、技術者育成を目的とした研修施設「!(びっくり)センター福岡」を誕生させました。
そもそもRPAとは、パソコン上で行う定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットが代行して自動化する仕組みを指します。例えば、膨大な申請書の内容を読み取ってデータ化し、一覧表にまとめるといった作業は、まさにロボットが得意とする領域でしょう。人間が手作業で行うよりも正確で、何より圧倒的なスピードを誇るのが最大の特徴となっています。
SNS上では「福岡にも本格的な研修拠点ができて嬉しい」「エンジニアじゃなくても習得できるのか気になる」といった期待の声が数多く上がっています。人手不足が深刻な地方都市において、デジタル技術で生産性を高める試みは非常に意義深いものです。本施設の設立は、U-NEXTマーケティングとGOODLIFEの協力により実現した、まさに業界注目のプロジェクトと言えます。
驚異の効率化を実現するRPAの底力
特筆すべきは、その圧倒的なコストパフォーマンスとパフォーマンスです。業務の内容にも左右されますが、人間と比較して作業スピードは約180倍に達し、必要な人員を6分の1以下にまで削減できる可能性を秘めています。これは単なる時短ではなく、人間がよりクリエイティブで付加価値の高い仕事に集中するための、ポジティブな変革と捉えるべきでしょう。
今回オープンした研修施設では、2日間の短期集中コースなど、受講者のニーズに合わせた多彩なプログラムが用意されています。定員は1回につき最大10名という少人数制を採用しており、きめ細やかな指導が受けられる点も魅力です。受講料は2万9800円(税別)からと、個人でも手が届きやすい価格設定に驚かされます。
「プログラミングなんて難しそう」と身構える必要は一切ありません。特別な専門知識がなくても、直感的にロボットを動かす技術を学べるカリキュラムになっています。ITに苦手意識を持つ層をあえてターゲットに含めることで、真の意味での「デジタル民主化」を推し進めようとする同社の姿勢には、私も強い共感を覚えます。
RPAテクノロジーズは、今後数年以内に国内10拠点まで研修施設を拡大する構想を掲げています。福岡から始まるこの「学びの場」が、全国の企業の悩みを解決する起爆剤になることは間違いないでしょう。最新技術を味方につけて、自分たちの働き方を自らデザインする時代が、いよいよ本格的に到来したと言えそうです。
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