イベント企画やプロモーション制作の国内大手として知られる株式会社テー・オー・ダブリュー(TOW)が、2019年12月14日に驚きのトップ人事を発表しました。長年組織を牽引してきた江草康二氏が2019年12月31日をもって社長を退任し、新たな時代の幕開けを象徴する新体制へとバトンが渡されることになります。
2020年1月1日付で新たに社長兼最高経営責任者(CEO)に就任するのは、現常務の秋本道弘氏です。秋本氏はこれまで第三本部長として現場の第一線で指揮を執ってきた人物であり、その手腕には業界内からも大きな期待が寄せられています。同時に、村津憲一氏が副社長兼最高執行責任者(COO)へと昇格することも決定しました。
SNS上では「TOWのような体験重視の企業が、このタイミングで経営陣を刷新するのは興味深い」「新社長の秋本氏がどのような新しい体験価値を創造していくのか楽しみだ」といった、ポジティブな反響が数多く見受けられます。企業の顔が変わることで、同社が提唱する「体験デザイン」の概念がさらにアップデートされる予感が漂っています。
新体制がもたらす「体験デザイン」と執行役員陣の戦略的配置
今回の人事異動では、実務を担う執行役員たちの顔ぶれも大きく変化します。雨宮淳平氏が第三本部長に昇進するほか、竹下弘基氏や盛井圭輔氏といった次世代のリーダーたちが重要なポストに配置されました。ここで注目したいのが、彼らが担う「体験デザイン」という専門領域の重要性についてです。
「体験デザイン」とは、単にイベントを開催するだけでなく、消費者がブランドと接触する際の一連の「感情の変化」や「行動」を緻密に設計することを指します。広告業界が従来の媒体発信から、よりリアルな共感を呼ぶ仕掛けへとシフトする中で、TOWはこの分野のスペシャリスト集団として、新体制のもとでさらなる差別化を図る狙いでしょう。
編集者の視点から申し上げますと、今回のトップ交代は単なる世代交代ではなく、デジタルとリアルが高度に融合する2020年代を見据えた「攻め」の布陣であると感じます。秋本新体制が、2020年という節目にどのような驚きを私たちに提供してくれるのか、その手腕から目が離せません。新時代のプロモーションが今、ここから始まろうとしています。
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