大相撲名古屋場所2019で波乱の展開!横綱白鵬・鶴竜が貫禄の連勝も、大関・栃ノ心は苦しい立ち上がりに

2019年07月08日に幕を開けた大相撲名古屋場所は、翌日の2019年07月09日に早くも手に汗握る激動の2日目を迎えました。この日の主役となったのは、令和最初の優勝力士として大きな期待を背負う朝乃山と、絶対的な存在感を放つ横綱・白鵬の初顔合わせです。若き才能がどこまで通用するのか、会場中の視線が土俵に注がれる中で熱戦が繰り広げられました。

横綱・白鵬は、勢いに乗る朝乃山を相手にしても全く動じることはありませんでした。盤石の体制から「上手投げ」を鮮やかに決め、貫禄の勝利を収めています。上手投げとは、相手の腕の外側から回しを引き、豪快に投げ飛ばす決まり手のことです。また、もう一人の横綱・鶴竜も北勝富士の猛攻を土俵際で巧みにいなし、「はたき込み」で制して、両横綱ともに開幕から負けなしの2連勝を飾りました。

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明暗分かれる大関陣!栃ノ心の不調と高安の死闘

一方で、ファンの心配を集めているのがカド番から大関に復帰したばかりの栃ノ心です。この日は正代の鋭い攻めに屈し、「寄り切り」で力なく土俵を割ってしまいました。寄り切りとは、相手の体に胸を合わせ、そのまま土俵の外へ押し出す基本ながらも力が必要な技です。SNS上でも「栃ノ心の足の調子が心配」「かつての力強さが戻ってほしい」といった、復活を願う切実な声が数多く寄せられています。

他の大関陣に目を向けると、豪栄道は新小結として注目される阿炎を「上手出し投げ」で破り、待望の今場所初白星を手にしました。阿炎の素早い動きを封じ込める老獪な取り口は、流石の一言に尽きるでしょう。しかし高安は、新小結の竜電を相手に「取り直し」という異例の展開に追い込まれました。一度決着がついたように見えても審判の判断で再度勝負を行うこの大熱戦の末、最後は寄り倒されて1勝1敗のタイとなっています。

私自身の見解としては、今場所は朝乃山のような新勢力の台頭と、怪我を抱えながら戦うベテラン勢の意地が激突する、非常に見応えのある場所になると確信しています。特に栃ノ心の2連敗は衝撃的ですが、ここからどう立て直すかが大関の真価を問われるポイントとなるでしょう。戦国時代のような混戦が予想される名古屋の夏、土俵上で繰り広げられる筋書きのないドラマから、一瞬たりとも目が離せません。

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