自動運転で変わる未来!CASE時代の車内は「第2のリビング」へ?部品メーカーの新たな挑戦

自動車業界に「CASE」という巨大な変革の波が押し寄せています。これは「つながる(Connected)」「自動運転(Autonomous)」「共有(Shared)」「電動化(Electric)」の頭文字を取った言葉で、100年に一度の変革期を象徴するキーワードです。2019年08月19日現在、各メーカーは従来の「走る楽しさ」だけでなく、移動時間をどう楽しむかという「乗る心地よさ」に焦点を当て始めました。

自動運転が普及すれば、ドライバーはこれまで必須だったハンドル操作から完全に解放されるはずです。車内での過ごし方が自由になる未来に向けて、部品メーカー各社は音響や照明にこだわり、これまでにない快適な空間作りを模索しています。SNS上でも「車が移動する部屋になるのが待ち遠しい」「運転しなくていいなら映画を観たい」といった期待の声が続々と上がっており、ユーザーの関心も非常に高まっている様子が伺えます。

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シンプルかつ高機能な空間へ!テスラやGMが示す新時代のビジョン

近年のトレンドを牽引しているのは、既存の概念にとらわれない米国のメーカーたちでしょう。例えばゼネラル・モーターズ(GM)が2018年に発表したイメージ図には、驚くべきことにハンドルが存在しませんでした。また、テスラはシートと巨大なタッチスクリーンだけで構成される極めてシンプルな内装を実現しています。彼らはソフトウェアを遠隔で更新する「OTA」という技術を活用し、物理的なスイッチを最小限に抑えることに成功しました。

「OTA」とは「Over The Air」の略称で、スマートフォンのように無線通信で車の機能をアップデートする仕組みを指します。この技術の導入によって車内のレイアウトに自由度が生まれ、デザイナーはより居住性を重視した設計が可能になりました。これまでの「運転席」という概念が崩れ去り、まるでお気に入りのカフェや自宅のリビングにいるような、リラックスできる空間が車の中に誕生しようとしているのです。

業界の垣根を超えた連携加速!日本と世界の部品メーカーによる大競争

こうした新しい車室空間を創り出すため、世界の部品メーカーは合従連衡を加速させています。フランスの内装大手フォルシアは、2019年03月に日本のクラリオンを買収し、音響と内装の融合を一段と強めました。さらに2019年04月には、高度な運転支援システムや照明演出を専門に扱う巨大組織を立ち上げています。彼らは五感に訴えかける「体験」こそが、次世代の車の価値になると確信しているのではないでしょうか。

国内勢も負けてはいません。豊田合成はトヨタ紡織などと協力し、シートとエアバッグを統合した次世代システムの開発検討を開始しました。これまでの安全確保という役割に加え、シートそのものが快適なエンターテインメント空間の一部となることを目指しています。私は、こうした各社の挑戦が結実したとき、自動車は単なる移動手段から「最も贅沢なプライベート空間」へと進化を遂げると考えており、その進展を非常にポジティブに捉えています。

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