いよいよ動き出した「東京2020オリンピック・パラリンピック」に向けた最大のプレイベント、聖火リレーの全貌が明らかになりました。2020年3月26日、福島県のJヴィレッジからスタートし、日本全国47都道府県を巡る聖火リレーのルート概要が2019年6月1日に発表されたのです。この壮大なリレーは、なんと121日間をかけ、全国の約半数にあたる857市区町村を巡る計画となっています。私見ですが、この聖火リレーは、単なるセレモニーではなく、列島全体を熱狂の渦に巻き込み、開催ムードを一気に高める起爆剤になることは間違いないでしょう。
今回の聖火リレーでは、「復興五輪」というコンセプトが前面に打ち出されています。特に東日本大震災からの復興を目指す被災地のルート設定に強い思いが込められているのです。例えば、津波の猛威に耐え抜いたことで知られる岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」などが選ばれており、鎮魂と復興への力強いメッセージを発信する舞台となる見込みです。この意義深いルート選定に対し、SNS上では「感動的だ」「被災地の現状を世界に発信する良い機会」といった、共感と期待の声が数多く寄せられており、大きな反響を呼んでいます。
聖火リレーのスタート地点である福島県は、2011年3月11日に発生した東日本大震災および東京電力福島第一原発事故からの復興の象徴として、この大役を担います。東北地方出身で、お笑いコンビ・サンドウィッチマンとして活躍する伊達みきおさんは、今回のリレーに対して「復興五輪と位置付けられているので、東北も元気づけたい」と強い意気込みを表明されています。このコメントからも、聖火リレーが持つ、地域に希望と活力を与える役割の大きさが伝わってまいります。
また、同日に東京ミッドタウンで開催されたイベントでは、聖火ランナーが着用するユニフォームもお披露目されました。このユニフォームは、日本の「駅伝」で用いられる「たすき」をモチーフにしており、ランナー同士の想いをつなぐ意味が込められたデザインとなっています。柔道でオリンピック3連覇という偉業を成し遂げた野村忠宏さんや、女優の石原さとみさんが、このユニフォーム姿で登壇し、石原さんは「格好いいデザイン」と声を弾ませて絶賛されていました。このたすきをイメージしたデザインは、日本ならではの伝統と文化を世界に発信する素晴らしいアイデアだと感じます。
そして、いよいよ聖火ランナーの一般公募が始まります。2019年6月17日から、約1万人のランナーが募集される予定です。この一般公募枠は、誰もが聖火リレーに参加できるチャンスであり、国民の祝祭ムードを盛り上げる鍵となるでしょう。聖火リレーの精神である「Hope Lights Our Way(希望の道を、つなごう。)」というスローガンのもと、多くの人々の想いが炎に託され、全国を駆け巡る様子が目に浮かぶようです。ランナーとして参加する方々の熱意と、それを見守る沿道の人々の歓声が、東京2020大会を成功へと導く第一歩となるに違いありません。
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