SIXPADのMTGがガバナンス強化へ!京セラ出身・JAL再建の立役者、大田嘉仁氏が会長に就任

トレーニングギアの代名詞ともいえる「SIXPAD(シックスパッド)」を展開する株式会社MTGが、経営体制の抜本的な刷新に乗り出しました。同社は2019年09月02日、京セラでの豊かな経験を持ち、日本航空(JAL)の見事な復活を支えた大田嘉仁氏が、2019年09月01日付で会長に就任したことを公式に発表しています。今回の人事には、ブランドの信頼を揺るがした不適切会計問題からの脱却という、並々ならぬ決意が込められているようです。

大田氏は現在65歳で、かつて「経営の神様」と称された稲盛和夫氏の右腕として活躍した人物です。特に経営破綻したJALの再建においては、現場の意識を変革し、驚異的なV字回復を実現させた手腕が高く評価されています。SNS上では「最強の助っ人が来た」「シックスパッドの会社が本気で生まれ変わろうとしている」といった驚きと期待の声が広がっており、ビジネス界からの注目度は日増しに高まっているといえるでしょう。

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企業統治(コーポレートガバナンス)の強化と社長への権力集中是正

今回のトップ人事の背景には、中国の子会社などで発覚した不適切な会計処理という深刻な課題が存在します。これまでMTGは創業社長による強力なリーダーシップで急成長を遂げてきましたが、一方でチェック機能が十分に働かないという「権力の集中」が懸念されていました。そこで、外部から厳格な経営哲学を持つ大田氏を招くことで、企業統治(コーポレートガバナンス)の質を劇的に向上させる狙いがあると考えられます。

ここでいう「コーポレートガバナンス」とは、会社が不正を行わず、株主や社会のために健全な運営を行っているかを監視する仕組みを指します。いわば、企業の暴走を防ぐための「ブレーキ」と、正しい方向へ導く「ハンドル」を整備するようなものです。大田氏の会長就任は、単なる管理職の追加ではなく、組織のDNAそのものを書き換えて透明性を確保するための、攻めの守りといえる重要な一手になるに違いありません。

個人的な見解としては、独創的な製品を生み出すMTGのエネルギーと、大田氏が培ってきた緻密な「アメーバ経営」の精神が融合すれば、同社は再び世界を席巻する存在へと進化するはずです。不祥事をきっかけに膿を出し切り、より強固な組織へと脱皮しようとする姿勢は、投資家のみならず多くのファンにとっても心強い変化でしょう。2019年09月を境に、同社がどのような再生の物語を紡いでいくのか、その行方から目が離せません。

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