大手旅行会社のJTBは2019年09月17日、同年10月から2020年03月にかけて展開する国内旅行キャンペーン「日本の旬 沖縄」の詳細を発表しました。1998年から続くこのプロジェクトにおいて、沖縄が選出されるのは実に5年ぶりのことです。「世界が恋する OKINAWA」というキャッチコピーを掲げ、全社を挙げて沖縄の新しい魅力を発信していく構えを見せています。
SNS上では「冬の沖縄も面白そう」「やんばるの自然を体験してみたい」といった期待の声が数多く寄せられており、早くも注目を集めています。今回の目玉となるのは、沖縄本島北部に位置する「やんばる(山原)」と呼ばれる地域です。ここは、国内でも類を見ない亜熱帯の豊かな森が広がるエリアとして知られており、まさに手つかずの自然が残る「神秘の森」と呼ぶにふさわしい場所でしょう。
スリル満点!世界遺産候補の森を駆け抜ける新アクティビティ
JTBが提案する個人向け商品のなかでも、特に目を引くのが2020年01月からスタートする「ジップライン」体験です。これは森の中に張り巡らされたワイヤーロープを滑車で滑り降りるアクティビティで、鳥になったような視点で広大なジャングルを体感できます。ただ眺めるだけでなく、自然の一部として溶け込むような躍動感あふれる旅のスタイルは、アクティブ派の旅行者にとってたまらない魅力となるはずです。
さらに2020年02月から04月にかけては、移動そのものをエンターテインメントに変える「レストランバス OKINAWA」が運行されます。これは屋根のない2階建ての「オープントップバス」を採用したもので、恩納村や名護市といった人気のリゾート地から出発します。開放感あふれる車内で、沖縄の潮風を感じながら美食に舌鼓を打つひとときは、特別な旅の思い出を鮮やかに彩ってくれるに違いありません。
沖縄では2020年春に那覇空港の第2滑走路が供用開始を控えており、観光客のさらなる増加が確実視されています。JTB沖縄の杉本健次社長は「沖縄の成長を確実に取り込みたい」と意欲を語りました。私個人の見解としても、定番の海だけでなく「森」という新たな軸を打ち出した今回の戦略は、沖縄観光の奥行きを深める非常に意義のある試みだと感じています。この秋冬、沖縄はさらに熱い視線を集めることでしょう。
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