2019年9月28日現在、日本の自動車メーカー8社が発表した最新の生産データが業界に衝撃を与えています。2019年8月の世界生産台数は、前年同月と比較して7%減となる210万9千台にまで落ち込みました。これまで快進撃を続けてきた日本車ブランドですが、現在はアジア圏を中心とした景気後退の波に直面しており、非常に厳しい局面に立たされているといえるでしょう。
今回の減速において大きな要因となっているのが、インドや東南アジア諸国で広がっている「ローン審査の厳格化」です。これは、景気の先行き不安から金融機関が融資に対して慎重になる現象を指します。車を分割払いで購入したい消費者が審査に通らず、結果として新車が売れないため、メーカー側も工場の稼働を抑えざるを得ないという悪循環に陥っているのが現在のリアルな状況です。
特にインド市場への依存度が高いスズキは、生産台数が3割も減少するという深刻な事態に見舞われています。さらに驚くべきは業界最大手のトヨタ自動車で、インド国内での生産台数がほぼ半減するという異例の事態となりました。SNS上では「あのトヨタが半分になるなんて信じられない」「アジアの景気冷え込みは想像以上だ」といった、驚きと不安の声が数多く投稿されています。
東南アジアに目を向けても、ホンダをはじめとする各社が生産台数を1割以上も落としており、地域全体でブレーキがかかっている様子が見て取れます。個人的な見解としては、この数字は単なる一時的な落ち込みではなく、新興国市場の成熟とリスク管理の難しさを浮き彫りにした結果だと感じています。各社には、特定の地域に頼りすぎない柔軟な供給体制の再構築が求められているのではないでしょうか。
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