法の番人として正義を守るべき立場にある弁護士が、あろうことか卑劣な犯罪に手を染めていたというニュースが世間を揺るがしています。兵庫県警西宮署は2019年11月23日までに、住宅へ不法に侵入し、眠っている男性に対してわいせつな行為に及んだとして、西宮市山口町上山口に住む弁護士の児玉淳容疑者を逮捕しました。
逮捕容疑によれば、事件が発生したのは2019年11月10日の午前0時30分から午前6時ごろにかけてのことです。児玉容疑者は西宮市内にある住宅へ忍び込み、無防備に就寝していた39歳の男性に対してわいせつな行為を働いたとされています。被害はこれに留まらず、別の部屋で眠っていた20歳の男性にも同様の行為をしようとした疑いが持たれているのです。
ここで注目される「準強制わいせつ」という専門用語について解説しましょう。これは、相手が心身喪失の状態であったり、あるいは抗拒不能、つまり抵抗ができない状況にあることを利用してわいせつな行為を行う犯罪を指します。本件のように寝静まった深夜の住宅に侵入し、睡眠中の無防備な状態を悪用する行為は、極めて悪質であると言わざるを得ません。
取り調べに対し、児玉容疑者は「私がしたことに間違いない」と述べ、自身の犯行を全面的に認めています。弁護士という高い倫理観が求められる職業に就きながら、他人の尊厳と平穏な生活を土足で踏みにじるような暴挙に出た動機は、一体どこにあったのでしょうか。今後の捜査によって、その闇が解明されることが待たれます。
この衝撃的な事件に対し、SNS上では「弁護士がこんなことをするなんて信じられない」「家の中で寝ている時まで警戒しなければならないのか」といった、不安と憤りの声が渦巻いています。特に同性による性被害という点についても、潜在的な被害の深刻さを指摘する意見が多く見られ、社会に大きな波紋を広げているのが現状でしょう。
編集者の視点から申し上げれば、専門知識を悪用した、あるいはその立場を忘れた犯罪は、社会全体の信頼基盤を崩壊させる極めて罪深いものです。被害に遭われたお二人の心の傷が少しでも早く癒えることを願うとともに、法曹界全体には再発防止に向けた、厳格かつ真摯な姿勢を強く求めたいと感じます。
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