2022年開催のワールドカップ・カタール大会に向けたアジア2次予選が佳境を迎えています。2019年11月14日、敵地ビシケクの地で日本代表がキルギス代表と激突し、見事2対0で勝利を収めました。これで日本は無傷の4連勝を飾り、勝ち点を12に伸ばしてグループFの首位を盤石なものとしています。強行軍のなかで着実に結果を出す底力には、ファンからも「負ける気がしない」と称賛の声が上がっているようです。
対戦相手のキルギスは、国際サッカー連盟が発表するFIFAランキングで94位と、28位の日本に比べれば格下と目されていました。しかし、実際の試合展開は決して楽なものではありません。ホームの大声援を背に受けるキルギスのアグレッシブな攻撃に、日本が守勢に回る場面も見受けられました。こうした粘り強い相手をいかに攻略するかが、アジア予選特有の難しさであり、同時に観客を熱くさせる醍醐味といえるでしょう。
均衡を破ったのは、今まさに絶好調の南野拓実選手でした。前半41分、自ら獲得したPKを冷静に沈め、貴重な先制点をもぎ取ります。このゴールは、彼にとって予選4試合連続という驚異的な記録となりました。SNS上では「新エースとしての自覚が凄まじい」「決定力が異次元」といった驚きのコメントが溢れています。常にゴールを狙い続ける彼の貪欲な姿勢が、チームに勢いをもたらしているのは間違いありません。
後半に入ると、今度は原口元気選手がスタジアムを沸かせました。直接フリーキックを鮮やかにゴールへ叩き込み、リードを2点に広げます。フリーキックとは、反則を受けた際に壁の後ろから直接ゴールを狙うプレーを指しますが、彼のキックは完璧な軌道を描いていました。こうしたセットプレーでの加点は、膠着した試合を動かす大きな武器となります。日本はそのままキルギスの反撃をゼロに抑え、完封勝利を達成しました。
来年への期待と次戦ベネズエラ戦への展望
2019年のワールドカップ予選はこの試合で一区切りとなりますが、森保一監督率いるチームの進化は止まりません。次回の予選は2020年3月26日のミャンマー戦まで空きますが、その前には重要な強化試合が控えています。2019年11月19日、大阪府吹田市にてベネズエラ代表との国際親善試合が行われる予定です。格上や同格の相手を想定した戦術の確認が、さらなるチーム力の向上に繋がると私は確信しています。
個人的な見解を述べさせていただくと、今の日本代表は特定の個人に依存せず、誰が出ても高いクオリティを維持できる層の厚さが魅力です。一方で、キルギス戦で見せたような守備のバタつきを解消することが、本大会で上位を狙うための必須条件となるでしょう。予選突破はほぼ確実視されていますが、慢心することなく「最強の日本」を追求してほしいところです。これからもサムライブルーの躍進から目が離せません。
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