2019年11月14日に開催されたワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦において、日本代表のサイドバックとして長年君臨する長友佑都選手が、新たな金字塔を打ち立てました。この試合に先発出場を果たした33歳の長友選手は、国際Aマッチ通算出場数を122試合に伸ばし、かつて「アジアの壁」と称された井原正巳さんに並ぶ歴代2位タイの記録を達成したのです。
国際Aマッチとは、各国のサッカー協会が認定するA代表チーム同士の公式試合を指し、その出場数はまさに国の威信を背負って戦い続けた証に他なりません。2008年05月24日のコートジボワール戦で衝撃的なデビューを飾ってから約11年、彼は常に第一線で走り続けてきました。これだけの長い期間、トップコンディションを維持し、代表の座を守り抜くことは並大抵の努力では不可能です。
偉大な記録に並んだ瞬間であっても、当の本人は至って冷静な表情を浮かべていました。試合後には、記録自体への達成感よりも、さらなる高みを見据えた飽くなき探究心を言葉にしています。身体能力を意味するフィジカルや、内面から湧き出る意欲であるモチベーションが尽きない限り、日の丸を背負って挑戦し続けたいという決意は、ファンに強い希望を与えたでしょう。
SNS上では「長友の体力はどうなっているんだ」「まさに鉄人、どこまで記録を伸ばすのか楽しみ」といった、驚きと称賛の声が溢れかえっています。また、若手選手を鼓舞する彼の姿勢に対しても、チームの精神的支柱としての役割を高く評価する意見が目立ちました。長年にわたりファンを惹きつける彼の魅力は、技術だけではない人間力の強さにもあると言えます。
過酷な環境を成長の糧に変える圧倒的な精神力
今回の試合会場となった敵地キルギスのピッチは、お世辞にも良好とは言えず、雑草が混じり足元が不安定なボコボコのコンディションでした。多くの選手が苦戦を強いられるような環境下であっても、百戦錬磨のサイドバックは平常心を失いません。むしろ、厳しい状況を自分自身の真価を試す絶好の機会と捉え、ポジティブに戦いに挑む姿には、プロフェッショナルとしての真髄を感じます。
編集者としての私見ですが、長友選手の真の強さは、どんな逆境も「成長のチャンス」へと変換してしまうメンタリティにあると考えます。30代を迎え、ベテランと呼ばれる域に達してもなお、自らを疑い、試し、鍛え続ける姿勢は、アスリートのみならず全てのビジネスパーソンにとっても学ぶべき点が多いはずです。彼の挑戦はまだ通過点に過ぎず、これからも日本サッカー界に新たな歴史を刻み続けるに違いありません。
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