福岡からユニコーンを!福岡地所が5億円規模の新VC設立でスタートアップ支援を加速

九州の経済を牽引する福岡市から、起業家たちの夢を後押しする熱いニュースが飛び込んできました。福岡市の官民協働型スタートアップ支援施設「フクオカグロースネクスト(FGN)」を運営する福岡地所が、2019年11月12日に新たなベンチャーキャピタル(VC)の設立を発表したのです。

今回の新会社は、IoT特化型の投資で知られる東京のABBALabと共同で立ち上げられました。スタートアップ界隈では「ついに福岡地所が自ら動いた」と大きな話題を呼んでいます。VCとは、将来性が高い未上場企業に出資し、その成長を支援する専門組織のことで、地域のビジネスシーンを劇的に変える可能性を秘めています。

設立当初のファンド規模は5億円とされており、創業前後のシード期から成長段階にある企業まで、300万円から最大2億円という幅広い投資を行う計画です。すでに、福岡市を拠点とするeスポーツ企業のRATELや、家具デザインで注目を集める大川市のWAAKなど、FGNに入居する企業を含む14社への投資が決定しているとのことです。

資金調達の舞台裏も非常に強固です。福岡地所だけでなく、地元の西日本シティ銀行や、孫泰蔵氏が率いるスタートアップ支援組織のMistletoeも参画しました。今後は地場企業を中心にさらなる出資を募り、最終的には10億円規模のファンドを目指すという展望には、福岡全体の期待感が如実に表れているといえるでしょう。

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世界へ羽ばたく「ユニコーン」の育成へ

この取り組みの核心は、単なる資金援助に留まりません。FGN内にはファンドの担当者が常駐し、起業家の悩み相談から世界的な「アクセラレーター」の紹介まで、至れり尽くせりの伴走型支援が行われます。アクセラレーターとは、短期間で事業を急成長させるための知識やネットワークを提供する、いわば「成長の加速装置」のような存在です。

目指すのは、企業価値が10億ドルを超える未上場の巨大企業「ユニコーン」の輩出です。同日に開催されたイベントで、福岡地所の榎本一郎社長は、自社のVCが東京や世界の投資家と繋がることで、福岡のスタートアップが100億円規模の資金にアクセスできる環境を整えたいと、力強い決意を語られました。

SNS上では「福岡の勢いが止まらない」「地元企業がここまで本気で支援してくれるのは心強い」といった、ポジティブな反響が数多く見受けられます。私自身の見解としても、不動産デベロッパーが箱モノの提供を超え、リスクを取って「人」と「才能」に投資する姿勢は、地方創生の理想的なモデルケースになると確信しています。

2019年11月12日というこの日は、福岡が「アジアのスタートアップハブ」として確固たる地位を築くための、重要なターニングポイントになることでしょう。地元密着型の金融支援とグローバルな視点が融合することで、かつてないスピードで革新的なビジネスが誕生していく様子を、私たちは目の当たりにすることになりそうです。

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