2019年11月14日、日本の株式市場に新たな旋風を巻き起こすニュースが飛び込んできました。投資家の皆さまが熱い視線を送る東証マザーズ市場へ、期待の成長企業3社の新規上場が承認されたのです。今回スポットライトを浴びるのは、医療データの利活用を推進するJMDC、クラウドソーシングの先駆けであるランサーズ、そして次世代通信インフラを支えるJTOWERです。
まず、2019年12月16日に上場を予定している株式会社JMDCは、まさに医療DXの旗手と呼ぶにふさわしい存在でしょう。同社は膨大な医療データベースを構築し、個人の健康情報を管理するPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)や、離れた場所から診断を行う遠隔医療といった革新的なサービスを展開しています。高齢化社会において、データの力で健康寿命を延ばそうとする試みは、社会的な意義が極めて大きいと感じます。
同じく2019年12月16日に上場を果たすランサーズ株式会社は、フリーランスという働き方を日本に定着させた立役者です。企業と個人をオンラインで結ぶプラットフォームは、働き方改革が叫ばれる現代において欠かせないインフラとなりました。SNS上では「ついに上場か」「日本の働き方がさらに変わる節目になる」といった期待の声が溢れており、その注目度の高さは群を抜いています。
5G時代を支えるインフラシェアリングの旗手も参戦
さらに、2019年12月18日には株式会社JTOWERが市場に加わります。同社が手掛ける「インフラシェアリング」とは、複数の通信事業者が一本の鉄塔や設備を共同利用する仕組みのことで、コスト削減と景観維持の両立を可能にします。これから本格化する5Gネットワークの構築において、効率的な設備投資を実現するこのモデルは、通信業界のゲームチェンジャーになる可能性を秘めているでしょう。
今回のIPOラッシュについて、筆者は日本の産業構造が確実に「ソフトと効率化」へシフトしていることを強く実感しています。医療、労働、通信という私たちの生活の根幹を支える分野で、デジタル技術を駆使した企業が台頭してくるのは非常に心強い限りです。単なる資金調達の場としてだけでなく、これらの企業が上場を通じてさらなる信頼を勝ち取り、私たちの未来をどう彩っていくのか、今からワクワクが止まりません。
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