2019年11月21日、新潟県妙高市は人材育成のスペシャリストである日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)との間で、地域活性化に向けた包括連携協定を締結しました。この取り組みの核となるのが、休暇を楽しみながら仕事にも励む「ワーケーション」です。妙高市が同社と手を組むのは新潟県内の自治体で初めての試みであり、新しい時代の働き方を提案する先駆的な一歩となるでしょう。
今回のプロジェクトでは、ワーケーションを軸とした地方創生や、現代社会の課題である働き方改革に資するプログラムの開発、さらには利用企業の積極的な誘致といった4つの項目で協力体制を築きます。「ワーケーション」とは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、観光地などの非日常的な環境で業務を行うことで、生産性の向上やリフレッシュを狙う仕組みを指します。
SNSでは、この発表を受けて「自然豊かな妙高で仕事ができるのは最高」「企業の研修が温泉宿ならモチベーションが上がる」といったポジティブな反応が広がっています。特に都心の喧騒から離れたいビジネスパーソンにとって、妙高市の豊かな自然環境は非常に魅力的に映っている様子です。単なる観光ではなく、学びや成長を伴う新しい滞在スタイルの確立に、多くの期待が寄せられているといえるでしょう。
レジャー資源を活かした独自の企業研修プログラム
具体的な取り組みの詳細はこれから詰められる段階ですが、妙高市が誇る温泉やスキー場といったレジャー施設、そして雄大な自然資源を最大限に活用した企業向け研修プログラムが構想されています。私は、こうした「遊び」の要素と「学び」の融合こそが、形骸化した従来の社員研修を打破する鍵になると確信しています。豊かな環境が人の創造性を刺激し、組織に新しい風を吹き込むはずです。
妙高市が持つポテンシャルと日本能率協会の専門的な知見が合わさることで、他にはない価値が生まれることは間違いありません。この2019年11月21日の協定締結は、単なる誘客手段に留まらず、地方の過疎化問題に対する一つの明確な回答となる可能性を秘めています。地方と企業の双方がウィンウィンの関係を築き、持続可能な未来へと歩み出す妙高市の挑戦から、今後も目が離せません。
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