私たちは今、誰もが避けては通れない「脳の健康」という大きなテーマに直面しています。2019年11月15日現在、医療分野の枠を大きく飛び越え、日常生活のなかで手軽に認知機能をチェックできる画期的なサービスが熱い注目を浴びています。神戸市に拠点を置くスタートアップ企業、トータルブレインケアが展開する「脳活バランサー CogEvo(コグエボ)」が、私たちの健康常識を塗り替えようとしているのです。
このサービスは単なる検査ツールではありません。2016年から販売されているコグエボは、5つの重要な脳の力を可視化してくれます。具体的には、物事を順序立てる「計画力」、新しいことを覚える「記憶力」、周囲を把握する「注意力」、時間や場所を正しく認識する「見当識(けんとうしき)」、そして物の形や距離を捉える「空間認識力」です。見当識とは、今がいつで、ここがどこなのかを理解する能力のことで、生活の土台となる力と言えるでしょう。
SNS上では「タブレットでゲームのように遊べるのが新鮮」「親と一緒にやってみたい」といったポジティブな反応が広がっています。結果がグラフとして蓄積されるため、医師や家族と客観的なデータを共有できる点も、安心感に繋がっているようです。認知症やうつ病は、早期に小さな変化に気づくことが何よりの薬となります。コグエボが提供する「推移の見える化」は、重症化を防ぐための心強い味方になるに違いありません。
大手企業も注目!「脳活」がもたらす企業の健康経営と安全の新基準
驚くべきは、この技術が医療機関だけでなく、スポーツ界や警備業界などにも波及している点でしょう。総合スポーツメーカーのアシックスは、約40分で健康寿命を算出する独自プログラム「アシックス ヘルスケアチェック」のなかで、脳の若さを測る指標としてコグエボを導入しました。身体的な体力だけでなく「脳活年齢」を把握することが、現代の健康経営において不可欠なピースとなっているのです。
また、安全が第一とされる警備業界でも革新的な動きが見られます。2019年7月には、名古屋市のニットーケイビが従業員の不注意による事故を防ぐ目的で、本サービスを採用しました。個人の注意力の変化を数値で捉えることは、従業員の安全を守るだけでなく、社会全体の安心を担保することにも直結します。私自身、こうした「脳の健康管理」を職場がサポートする文化は、今後の日本において標準的なマナーになると確信しています。
料金体系も、法人向けには月額15,000円(税別)で利用制限なし、個人向けには月額1,500円(税別)と、継続しやすい設定なのが魅力的です。現在すでに約600件の施設で活用されていますが、裾野はさらに広がるでしょう。認知症は「なってから対処するもの」ではなく「日々のチェックで防ぐもの」へ。コグエボが提案する新しいライフスタイルは、私たちに明るい未来を予感させてくれます。
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