山形市の深い歴史や文化、そして食の魅力を再発見するための試みとして注目を集める「やまがた検定」が、さらなる進化を遂げようとしています。2020年2月22日に開催される第2回検定では、前回1級を突破した知識自慢の方々を対象に、待望の「上級編」が新設されました。従来の知識を問うだけのペーパーテストとは一線を画し、受検者の創造性とプレゼンテーション能力が試されるユニークな内容となっています。
今回の目玉となる上級編の課題は、なんと「観光ルートの提案」です。遠方から訪れた大切な友人を山形市内に案内するという具体的なシチュエーションを想定し、事前の企画書提出が求められます。まさに、地域の魅力を誰かに伝えたいという熱意が試される仕組みと言えるでしょう。SNSでは「ただ暗記するだけの試験より、自分の推しスポットを語れるのは楽しそう」といった期待の声が早くも寄せられています。
あなたの「おもてなし」が認定される!新機軸の検定スタイル
受検者は「おすすめルート」か「そっと教えるスポット」のいずれかを選択し、その魅力を余すことなく盛り込んだ提案書を事前に作成します。試験当日は、この書類をもとにした質疑応答が行われ、その内容に応じて「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」という3段階のランクで認定が授与される予定です。単なる正解・不正解の判定ではなく、発信力やアイデアの独創性が評価の鍵を握ることになるでしょう。
受検料は3000円に設定されていますが、合格者には山形を代表する夏の風物詩「花笠まつり」への参加権といった豪華な特典が用意されています。これは単なる資格取得にとどまらず、地域のコミュニティに深く関わるきっかけにもなるはずです。佐藤孝弘市長は、個人の発信力が強まっている現代において、検定を通じて市民一人ひとりが山形市の観光アンバサダー(広報大使)として活躍してくれることに大きな期待を寄せています。
編集者の視点から見ても、この試みは非常に画期的だと感じます。ご当地検定はどうしても「知識の詰め込み」に陥りがちですが、それを「どう活かすか」というアウトプットに変換させることで、地域全体の観光力の底上げに直結するからです。自分の好きな風景や隠れた名店が公式に認められる喜びは、何物にも代えがたい達成感を生むことでしょう。
2020年2月22日の本番に向けて、山形を愛する強者たちがどのような「究極のプラン」を打ち出してくるのか、今から楽しみでなりません。地域の魅力を再定義するこの試みが、新しい観光のカタチを提示してくれるに違いありません。皆さんも、自分だけの「とっておきの山形」を誰かに伝える準備を始めてみてはいかがでしょうか。
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