日本の金融界に、アジア戦略の大きな転換点となるニュースが舞い込んできました。あおぞら銀行は、中国を代表する気鋭の投資銀行である華興資本控股(チャイナ・ルネサンス・ホールディングス)と業務提携を行うことを、2019年12月12日に正式に発表します。
今回のパートナーシップは、単なる協力関係にとどまりません。日本企業が巨大な中国市場へ進出を検討する際、信頼できる現地パートナーを見つけるための「合弁先の紹介」や、国境を越えた企業同士の「M&A(合併・買収)」を強力にバックアップする体制が整えられます。
ここで注目したいのが、提携相手の「華興資本」という存在です。投資銀行とは、一般的な預金業務ではなく、企業の資金調達や買収のアドバイスを専門とする金融機関のこと。彼らは中国のハイテク業界や新興企業の成長を支えてきた立役者であり、非常に強力なネットワークを持っています。
あおぞら銀行の馬場信輔社長は、これまで東南アジアで培ってきた手厚い企業支援のノウハウを、いよいよ中国という巨大市場でも本格化させる意欲を見せています。実は両者の縁は深く、同行は過去3年にわたり華興資本の投資ファンドへ出資を行うなど、着実に信頼を積み重ねてきました。
ネット上では、この異色とも言えるタッグに驚きの声が広がっています。「老舗のイメージがあるあおぞら銀が、中国の最先端金融と組むのは面白い」といったポジティブな反応や、「日中間のビジネスがより活性化するきっかけになるのでは」と期待する意見がSNSで散見されます。
編集者としての私見ですが、近年の中国市場は変化が激しく、日本企業が単独で成功を収めるのは容易ではありません。だからこそ、現地の深いインサイトを持つ華興資本と、日本の丁寧な金融サービスを誇るあおぞら銀行の提携は、非常に理にかなった戦略だと確信しています。
2019年12月12日というこの日は、日中の経済協力が新たなフェーズに突入した象徴的な日として記憶されるでしょう。グローバル展開を急ぐ国内企業にとって、この頼もしいコンサルティング機能の拡充は、暗闇を照らす一筋の光となるに違いありません。
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