2025年に開催が予定されている大阪・関西万博に向けて、地元である大阪府と大阪市が出展するパビリオンの輪郭がいよいよ見え始めてきました。2019年12月18日、その中核を担う有識者会議のメンバーとして、日本を代表するクリエイターや科学者が集結することが判明しました。音楽プロデューサーとして数々のヒットを飛ばしてきたつんく♂氏や、ノーベル賞受賞者である京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授といった、まさに「オールスター」と呼ぶにふさわしい十数名が名を連ねています。
今回の人選で特筆すべき点は、重鎮たちだけでなく、次世代を担う若き才能も積極的に登用されていることでしょう。大阪大学で人工知能(AI)研究会の代表を務める23歳の佐久間洋司氏の起用は、万博が未来志向の祭典であることを象徴しています。AIとは、コンピューターに人間のような知的な情報処理能力を持たせる技術のことですが、若い感性が最先端技術をどうパビリオンに落とし込むのかに期待が膨らみます。大阪府立大学の橋爪紳也特別教授らと共に、世代を超えた議論が展開される見込みです。
SNS上ではこの発表を受け、「つんく♂さんのプロデュース力でどんなエンタメが見られるのか楽しみ」「山中先生が入るなら、命をテーマにした深い展示になりそう」といったポジティブな声が広がっています。一方で、若手研究者の抜擢に対しても「新しい風が吹きそうでワクワクする」と、期待を寄せるユーザーが多く見受けられました。これほど多様なジャンルのトップランナーが集まる会議ですから、既存の枠組みにとらわれない画期的なアイデアが飛び出すのは間違いないはずです。
2021年3月の基本構想策定へ!加速する万博プロジェクトのロードマップ
今後のスケジュールに目を向けると、2019年12月21日に初会合が開かれ、本格的な議論の火蓋が切って落とされます。2020年5月頃までパビリオンの具体的なテーマや展示内容を深掘りし、同年9月には府と市が素案として形にする計画です。その後、一般市民からの意見を募るパブリックコメントを経て、2021年3月までにはプロジェクトの指針となる「基本構想」が策定される予定となっています。スピード感のある進行は、万博成功への強い意気込みを感じさせます。
編集者としての私見ですが、この有識者会議は単なる形式的なものではなく、大阪の、ひいては日本の底力を世界に示すための「知の混成チーム」だと確信しています。特にエンターテインメントのプロであるつんく♂氏が、科学や技術とどう化学反応を起こすのかが最大の注目ポイントです。難しい技術をいかに楽しく、分かりやすく伝えるかという視点は、万博という大舞台において欠かせない要素でしょう。ワクワクするような体験が約束されたパビリオンの誕生を、今から待ちきれません。
コメント