SNS時代の結婚式は「自分らしさ」が鍵!ゼクシィ離れと持ち込み自由化で変わるブライダル最新事情2019

結婚が決まったら、まずは分厚い情報誌をめくる。そんなかつての「当たり前」が、今まさに大きな転換点を迎えています。2019年12月08日現在、ブライダル業界ではスマートフォンの普及により、新郎新婦の情報収集の場が雑誌からSNSへと劇的にシフトしています。特に「インスタ映え」という言葉に象徴されるように、一生に一度の晴れ舞台を自分らしく演出したいと願う若者たちの熱量は、既存のパッケージプランを凌駕しつつあるのです。

SNS上の反応を覗いてみると、多くのプレ花嫁たちが「雑誌は綺麗だけれど、広告感があって本音が分かりにくい」と感じているようです。対して、実際に挙式を終えた「卒花(そつはな)」によるリアルな投稿は、見積もりの注意点や式場の裏事情まで赤裸々に綴られており、高い信頼を得ています。こうした「情報の非対称性」、つまりプロと消費者の間の情報格差がSNSによって解消され、ユーザーが主導権を握る時代が到来したと言えるでしょう。

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常識を打ち破る「持ち込み自由」とクリエイティブな式作り

こうした変化を受け、式場側の対応も柔軟になっています。2019年夏からは、これまでタブー視されがちだった「持ち込み料」を無料にする動きが加速しています。通常、式場には提携先以外のドレスや花を使う際に追加料金が発生する慣習がありますが、これを撤廃することで新郎新婦のこだわりを全面的に支援する形です。メルカリでドレスを調達し、挙式後に再び販売するといった、合理的かつスマートな消費スタイルも定着し始めています。

また、特定の会場を持たない「プロデュース特化型」の企業、例えば株式会社CRAZYなどの台頭も目立ちます。彼らは新郎新婦の人生のテーマに合わせ、その日限りのクリエイティブチームを編成します。カメラマンやヘアメイクをSNS経由で指名するスタイルは、まさに「世界に一つだけ」を形にする究極の手法です。広告に頼らず、インスタライブや口コミを通じてファンの輪を広げる経営モデルは、次世代のスタンダードになるに違いありません。

私はこの現象を、単なる「節約志向」ではなく「価値の再定義」であると捉えています。形式張った儀式よりも、自分たちが本当に大切にしたい価値観をゲストと共有したい。そんな純粋な思いが、ブライダル業界をより透明で自由な場所へと進化させています。業界の王者である「ゼクシィ」も、対面式の相談カウンターを強化するなど、デジタルにはない「体験」と「安心感」で勝負を挑んでおり、2020年に向けて結婚式のあり方はさらに多様化していくでしょう。

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